お子様を叱るときはどんな時ですか?

  • 調査期間
  • 2006/07/04~2006/07/13
  • 調査対象
  • 0歳~12歳の子供を持つ保護者2,000人(男の子を持つ保護者、女の子を持つ保護者 各1,000人)
  • 調査方法
  • ハガキ・Webアンケート

調査結果の概要

今回の“子供を叱るとき”の調査では、0歳から2歳を中心に大きく票を集めて「危ない行動をとったとき」が総合1位に。立ち歩きをして間もない幼児は好奇心がいっぱいで、家の中ではライターやハサミなどを触ったり、屋外では突然車道に飛び出したりするなど、子供自身が気づかないうちに危険な行動をとってしまう傾向にある。保護者は、子供に今の行動が“何でだめなのか”“何が危険なのか”という理由をわからせるために真剣に叱っているようだ。6歳以上の年代になると、“約束を守らないとき”“嘘をついたとき”の回答が多く、幼児期とは異なり、信頼を損なう行動をした時に子供を叱っているようだ。子供が親子での取り決めや友達同士の間で決められた約束事を破ったり、自分の意見が通らない時に我儘な振舞いをする事、叱られるのが怖くて嘘をついた事に対して、保護者は躾の意味を込めて叱っている。我儘ばかりを通さずに我慢も必要なのだという事や礼儀作法、日常のマナーの大切さを教えたいという思いが伺える。また、「相手を叩いたり、いじめたとき」は全ての年代で上位に入った。“自分と同じくらい他人の痛みを感じられる子になって欲しい”“暴力はいけないという事を覚えてほしい”という願いから、子供を叱っているようだ。

調査結果

お子様を叱るときはどんな時ですか?〈男女総合〉(単位:%)
お子様を叱るときはどんな時ですか?〈男子〉(単位:%)
お子様を叱るときはどんな時ですか?〈女子〉(単位:%)
お子様を叱るときはどんな時ですか?〈0~2歳〉(単位:%)
お子様を叱るときはどんな時ですか?〈3~5歳〉(単位:%)
お子様を叱るときはどんな時ですか?〈6~8歳〉(単位:%)
お子様を叱るときはどんな時ですか?〈9~12歳〉(単位:%)
◆ 寄せられたコメントの一部
危ないことをしたときです。命は一つしかない大事なものだし、自分の体だけで、自分だけの体ではないことを幼い子ながら厳しく言っています。
(4歳女児の母親)
コンセントやストーブなどのいたずらは、火傷やケガの恐れがあるので「危ない事」とわかってもらえるまで叱ります。外では車道への飛び出しなどに注意しています。
(1歳男児の母親)
子供を叱る時は、友達を叩いたときや仲間はずれにしたときです。6歳になるので、やったことは悪いことなんだということを納得がいくまで話し合います。
(6歳男児の母親)
どんな些細なうそをついたときでも、叱るようにしています。間違ったり、失敗したりしても、それを素直に認めて、ごめんねと言える子になって欲しいからです。
(5歳女児の母親)
友達や家族、他の人に対してウソをついたり約束をやぶったりするのは、とても悪いことだと怒ります。ウソをつき始めると、どんどんウソが増えて、最後には自分が信用されなくなるからです。
(9歳男児の母親)
調査実施先:(株)バンダイ