誕生日に関する調査 |
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調査結果の概要
誰しも子供のころ、誕生日に近づくとワクワクした経験があったのではなかろうか?しかし大きくなるにつれ、大人になり、いつからかそのようなわくわく感もなくなってしまう。あるいは誕生日すら忘れる、という人が少なくないと思われる。そんな中、全国の20代から60代の男女に誕生日に関する意識を尋ねてみた。
調査結果
- 最近、どなたかに誕生日祝いをしてもらいましたか?(全体) (単位:%)
- では、最近、どなたかに誕生日プレゼントをあげた事はありますか?(全体) (単位:%)
- 自分の誕生日について、「嬉しい(「まあ嬉しい」30.5%を含む)」と感じている人は全体の44.9%(年代別では20代が6割超えで最も割合が高いが、年代が上がるごとにその割合も低下する)。一方、「嬉しくない(「あまり嬉しくない」21.2%を含む)」は25.7%で、こちらは年齢が上がるごとに増加している・・・やはり「いつまでも若くありたい」という願望や「死」への恐れのためだろうか?「嬉しくない」と答えた人に、それでは何歳くらいまでは嬉しかったですか?と尋ねると、全体では「25~29歳」までの層が一番多く、これに「20~24歳」「30~34歳」が続き、性別で見た平均は男性は「25.7歳」、女性は「27.6歳」となった。更に性別/年代別で見ると、40代までは男性より女性の方が高く、50代以上になると逆転して女性より男性の方が高くなっている。そのような中で、最近において自分の誕生日を祝ってもらったという人は全体で72.1%と、かなり割合が高く、同様に誰かの誕生日にプレゼントをあげた事がある人は8割近く(77.1%)に達している。自分の誕生日の嬉しさと誕生日を迎える複雑な心境が天秤にかけられ、若い時代は嬉しさの比重が勝っていたが、ある時点でさまざまな理由や要素で嬉しく感じられない複雑な心境の方が勝り、徐々にその比重が高まる図式を形成する結果が明らかになった。
調査実施先:(株)マーシュ