2006年版団塊世代の葬儀観調査

  • 調査期間
  • 2006/08/07~2006/08/14
  • 調査対象
  • 首都圏(1都6県)在住の団塊世代〈1947年(昭和22年~1949年(昭和24年)生まれ〉の男性400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

団塊世代の男性を対象に2004年から毎年実施している“団塊世代の葬儀観”調査の第3弾。今回は設問の一部を親の葬儀経験者と未経験者とに分けて聞き、その意識の違いを探った。親の葬儀の規模を見ると、経験者の8割が「従来型の一般的な葬儀」81.3%を執り行っているが、未経験者で「家族、親兄弟、親族、友人、近所、会社関係が参列する従来型の一般的な葬儀」を行いたいと回答した人は28.6%と、経験者(81.3%)と比べると50ポイントも数値が低下している。突然親が亡くなり、急な葬儀で困らないために、これだけは聞いておきたい、という事では「遺言の有無」31.5%と「参列者リスト」30.8%の2つが拮抗している。両親がなくなったら最初に思い浮かべる事を問うと、「家族、親族への連絡」84.8%「葬儀業者や葬儀会場を探す」32.0%「自分の会社へ連絡する」21.3%「菩提寺へ連絡する」13.8%「近所の顔役へ連絡する」9.5%というように、葬儀に際する一般的な行動の順序がはっきり数字に出た。身内の不幸があれば、喪に服すのが一般的~お正月に守りたいのは「年賀状欠礼として、喪中の挨拶状を出す」84.3%がトップで、「年始の挨拶回りをしない」37.8%「初詣に行かない」33.5%が続いた。斎場(葬儀式場)は本来どこにあるのがよいか?を聞くと、「自宅近くで徒歩圏内」23.0%「自宅近くの幹線沿い」22.3「最寄りの駅の近く」21.8%など、“近所”がキーワードとして浮かび上がった。

調査結果

貴方のご両親に不幸があった時、葬儀の規模はどの程度でしたか?
(親の葬儀経験者) (単位:%)
万が一、貴方のご両親に不幸があった場合、葬儀の規模はどの程度で行いたいと考えていますか?
(親の葬儀未経験者) (単位:%)
ご両親にこれだけは聞いておきたい事は何ですか?(全体) (単位:%)
※ご両親が突然亡くなり、何の準備もなく葬儀を行わねばならないケースも。既に済ませている方は、聞いておきたかった事をお答え下さい。
ご両親が亡くなったら、まず最初に何を思い浮かべますか?(全体) (単位:%)
※既に済ませている方は、実際に思い浮かべた事をお答え下さい。
身内に不幸があった場合、貴方がお正月に守りたい事は何ですか?(全体) (単位:%)
※既に済ませている方は、実際に守った事をお答え下さい。
斎場(葬儀式場)は本来どこにあるのがよいと思いますか?(全体) (単位:%)
調査実施先:(株)くらしの友