第一生命経済研究所 女性特有の病気に関する調査 |
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調査結果の概要
子宮がんや子宮筋腫・子宮内膜症などの女性特有の病気で、かつ生殖器疾患にかかわる診察・治療に対して「抵抗がある(「やや抵抗がある」を含む)」という女性は各年代とも8割以上を占め、また、未婚で子供のいない女性で高い傾向がみてとれた。罹患した経験、または疑われた事がある病気について最も割合が高かったのは「子宮筋腫や子宮内膜症が疑われた、または子宮筋腫や子宮内膜症の経験がある」24.1%で、4人に1人が経験している事がわかった。女性特有の病気についての情報源は「新聞・雑誌」66.5%が1位、次いで「テレビ・ラジオ」54.3%と、マスメディアが中心となった。不安の有無を見ると、乳がん、子宮がん、子宮筋腫・子宮内膜症全てにおいて、年代が低いほど「不安(「とても不安」+「どちらかといえば不安」)」という回答が高くなる傾向が見られ、特に、20代と30代で8割前後に上る。また、40代と50代の「不安」の割合を見ると、乳がんや子宮がんに比べて、子宮筋腫・子宮内膜症では特に低くなり、年代が上がるとこれらに対する不安が低くなる。不安の内容を聞くと、乳がんでは「姿やかたち、見た目など外観が変わるのではないか」70.4%、子宮がんと子宮筋腫・子宮内膜症では「痛みや苦痛があるのではないか」各72.7%・74.4%が多かった。
調査結果
調査実施先:(株)第一生命経済研究所