第9回 現代人の空気感調査(2) |
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調査結果の概要
(1より)家と学校の教室ではどちらが快適?と聞くと「学校の教室」9.5%は1割に満たず、「家」90.5%が圧倒的に多い。理由では「エアコンが効いていて涼しい」をトップに、“家の方が涼しい”が上位に挙げられた。最も勉強しやすい場所を夏と夏以外の季節に分けて見てみると、“夏”は「家」61.0%が特に多く、“夏以外の季節”57.5%を上回る。“夏以外の季節”では2位は「学校の教室」24.5%だが、“夏”は「学校の教室」10.5%が1割と、「図書館」14.0%や「塾」13.5%を下回る。理由では「エアコンが効いていて涼しい」など、やはり〈涼〉がキーワードになっている。今や大きな話題の“クールビズ”。その認知状況を見ると「内容の認知」30.0%、「名称の認知」32.0%、「知らない」38.0%と、ほぼ3分割され、認知度は62.0%。男女ともに認知度は首都圏の方が高く、関西圏女子はおよそ半数が「知らない」48.0%と回答。子供が行うクールビズは「アイスや冷たいものを食べる」75.5%や「薄着をする」74.0%が多く、首都圏女子は「薄着をする」82.0%や「帽子をかぶる」46.0%が、関西圏男子は「プールに行く」62.0%が他の層を多く上回っている。これまでに空気がおいしいと感じたのはどんな時、どんな場所、どんな状況?と尋ねると、山や田舎、キャンプ、海など、“自然に触れた時”が多く、特に“山”に関係する事が多かった。