第9回 現代人の空気感調査(2)

  • 調査期間
  • 2006/06/12~2006/06/23
  • 調査対象
  • 首都圏及び関西圏の小学5、6年生 200人(男女各100人)
  • 調査方法
  • 訪問留置法

調査結果の概要

(1より)家と学校の教室ではどちらが快適?と聞くと「学校の教室」9.5%は1割に満たず、「家」90.5%が圧倒的に多い。理由では「エアコンが効いていて涼しい」をトップに、“家の方が涼しい”が上位に挙げられた。最も勉強しやすい場所を夏と夏以外の季節に分けて見てみると、“夏”は「家」61.0%が特に多く、“夏以外の季節”57.5%を上回る。“夏以外の季節”では2位は「学校の教室」24.5%だが、“夏”は「学校の教室」10.5%が1割と、「図書館」14.0%や「塾」13.5%を下回る。理由では「エアコンが効いていて涼しい」など、やはり〈涼〉がキーワードになっている。今や大きな話題の“クールビズ”。その認知状況を見ると「内容の認知」30.0%、「名称の認知」32.0%、「知らない」38.0%と、ほぼ3分割され、認知度は62.0%。男女ともに認知度は首都圏の方が高く、関西圏女子はおよそ半数が「知らない」48.0%と回答。子供が行うクールビズは「アイスや冷たいものを食べる」75.5%や「薄着をする」74.0%が多く、首都圏女子は「薄着をする」82.0%や「帽子をかぶる」46.0%が、関西圏男子は「プールに行く」62.0%が他の層を多く上回っている。これまでに空気がおいしいと感じたのはどんな時、どんな場所、どんな状況?と尋ねると、山や田舎、キャンプ、海など、“自然に触れた時”が多く、特に“山”に関係する事が多かった。

調査結果

家と学校の教室ではどちらが快適? (単位:%)
家の方が快適だと思う理由(家の方が快適、という子供:全体) (単位:件)
1エアコンが効いていて涼しい74
2家は風通しがよい21
3家の方が涼しい19
4エアコンの温度を自分で調節できる16
5学校は人がたくさんいるので暑い11
夏/夏以外の季節に最も勉強しやすい場所(全体) (単位:%)
家が最も勉強しやすいと思う理由(上記設問で「家」と回答した子供:全体) (単位:件)
1エアコンが効いていて涼しい38
2エアコンの温度を自分で設定できる24
3涼しい18
4風通しがよい8
5扇風機/エアコンがある3
クールビズの認知状況 (単位:%)
貴方が行うクールビズとは何ですか? (単位:%)
首都圏関西圏
全体男子女子男子女子
アイスや冷たいものを食べる75.574787476
薄着をする7476826474
エアコンのある部屋にいる61.560586464
プールに行く5758506258
帽子をかぶる34.524464028
暑さに負けずに運動する28.532343216
髪を短くする2830282826
夏に空気がおいしいと感じた時は?(全体) (単位:件)
1山に行った時27
2田舎の祖父、祖母の家に行った時24
3キャンプで山に行った時18
4海に行った時17
5山の頂上まで登った時9
調査実施先:ダイキン工業(株)