全国30代・40代未婚男性結婚意識調査（１）

調査結果の概要

女性の結婚観の変化はよく話題に上るテーマだが、独身男性の結婚意識はどうなのだろうか？全国の30代と40代の未婚男性に尋ねてみた。まず、現在の結婚意向（「なるべく早く結婚したい」＋「いずれはしたい」の合計）を見ると、30代前半（30～34歳）では80.5％と高いが、年齢層が上がるごとに低下し、40代後半（45～49歳）になると55.9％まで下がる。現在結婚意向のある男性がこれまで結婚しなかった理由ではいずれの年齢層で「適当な相手に巡り合えなかった」が1位、40代後半層になると「必要性を感じなかった」22.7％が2位に挙げられている。“結婚は自然に巡り合うものであり、積極的に相手を探すものではない”と思いますか？との問には「はい」と「いいえ」が拮抗しているが、「いいえ（積極的に探すもの）」という回答がやや多い。“恋愛結婚”が主流となっている今日の結婚形態であるが、今回調査の30代男性の68.0％、40代男性の76.0％が「形式にはこだわらない」と回答している。また、結婚相手の理想についても、年収や職業、学歴には「こだわらない」との回答が高率であったが、自分よりも年下の女性を希望する声が目立つ。結婚相手に重視する事は30代、40代ともに「性格・人柄」「愛情」「健康」「家事・育児能力」「仕事の理解と協力」と、5位まで順位が同じで、いずれも80％を超えている。結婚後の生活観は、個人の生活を守る意識が強く、「自分の部屋はほしい」は30代、40代共通で極めて高く、40代の68％が「結婚指輪はしたくない」と答えている。

調査結果