若年層の就労に関する意識調査(1) |
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調査結果の概要
フリーターを含む様々な就労形態の若者を対象に標記をテーマに幅広く質問してみた結果、両親とも健在な学生と正規就労者の約6割が「両親いずれともコミュニケーションが良い」と回答。男女とも「父とは良いが母とは悪い」人は殆どない。尚、女性フリーターで「母とは良いが父とは悪い」人が目立つ。父親の生き方・働き方に対しては学生と正規就労者では“肯定派(「多いに思う」+「やや思う」)”と“否定派(「あまり思わない」+「全く思わない」)”の割合が拮抗しているが、フリーターでは半数が否定派であった。フリーターについて意見を求めると、学生は「いつまでも続けるのは良くない」が44.1%と、正規就労者(35.4%)以上に厳しい見方をしている。フリーター増加の原因としては、正規就労者は「停職に就く意欲のない人が増えた」が40.4%と、“本人の問題”と捉えている一方、当のフリーターは自身より「正社員の採用が少ない」40.1%など“外部環境”と考えている様子が伺える。フリーター本人に何故フリーターになったのかを尋ねると、「自分に合う仕事を見つけるため一時的に」が一番多く、男性は「夢を実現するために一時的に」17.8%、女性は「自分の病気・けが」18.1%が上位に挙げられた(2へ)。
調査結果
調査実施先:(株)明治安田生活福祉研究所