主婦の飲食・経済事情に関する調査 |
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調査結果の概要
お盆のこの時期、多くのサラリーマンは夏休み中だろう。平日の昼間、久しぶりに自宅で昼飯を食べながら、『ふだん、カミさんは一体何を昼飯にしているのだろう?』と、ふと考える人もいるのでは?そこで、関東関西在住の30~40代専業主婦1,855人を対象に、主婦の飲食・経済事情に関する意識調査を行った。昼食については、9割以上が自宅で食べており、その大半が「自炊している」と回答。1日の昼食代も半数以上が「300円未満」で、全体の8割以上が「500円未満」だった。ちなみに、2005年3月に会社員を対象とした同様の調査では、「300~500円未満」(39%)が最も多く、全体の7割以上が「300~800円未満」との結果だった。さすがに専業主婦は、会社員よりも昼食代を抑えられているようだ。テレビ番組などでは、豪華なランチを食べている優雅な主婦たちがよく取り上げられているが、「あれはほんのごく一部の人だ」という声も多かった。次に、自由に使うことのできる小遣いの月額を聞いてみた。結果は「1~3万円未満」(27.4%)が最も多く、「5000~1万円未満」(26.1%)が続く。これを夫の小遣い額と比較すると、「夫のほうが多い」が約8割を占めた。小遣いで一番費用がかかっているものは「衣服」「飲食」「化粧品」の順だった。最後に“へそくり”について聞いて見ると、3割以上が「まったくない」と回答。その一方で「300万円以上」の人が8%もいた。ただし、「結婚前にためたもの」という声もあり、結婚後にへそくりをためるのは、なかなか難しいようだ。多くの専業主婦は昼食を質素なもので済ませており、小遣いについても、「自分のために使うのは夫に悪い」と考えている人が多いようだ。外で働いているダンナさんにはホッとする調査結果だったのではないだろうか。