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2006年度 新入社員のビジネスファッション感覚調査 |
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調査結果の概要
今年度の新入社員のビジネスファッション感覚は保守化(的)-。同大学の調査によると、就職氷河期の残像が強く残っているゆえか、周囲の目を気にし、外見を重視、清潔を心がけ、基本的なルールは守る、という姿が浮き彫りになった。無難や真面目さは外見重視にも表れており、仕事をする上で外見(見た目)は「重要(とても:52.2%+どちらかと言うと:42.8%)」と思う新入社員は95.0%に達した。外見を良くするために「清潔を心がける」「ヘアスタイルに気を使う」「正しい姿勢を保つ」等を行なっている。初対面の相手にどのような印象をもたれたいか?の設問の回答を男女別で見ると、男性では「真面目」や「個性的(女性では14.4%)」の割合が女性よりも、一方、女性では「爽やか」「フレンドリー」「知的」「スマート(男性では21.4%)」の割合が男性よりも高かった。ビジネスファッションに対する基本的な考え方は「基本的なルールは守った上で楽しむ」との回答が80.9%、男性で78.7%、女性では84.1%であった。ビジネスシーンで認められると思う男性のファッションで、男女とも過半数が認めている「ポロシャツ」に対して、「パーマ」や「長髪」の許容度は低いといえる。また、女性のファッションについて、女性の同性に対する「スニーカー」や「付け爪・ネイルアート」の許容度より、男性による許容度の高い事が目を引く。髪を染めたり脱色する事については、「全く問題がない」と「派手過ぎなければ許される」を合わせて、88.7%がビジネスシーンで許されると考えているが、「派手過ぎなければ許される」を男女で比べると、男性の方が厳しく捉えているように見受けられる。