世論調査「エネルギー」

  • 調査期間
  • 2005/12/15~2005/12/25
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女1,712人
  • 調査方法
  • 面接聴取法

調査結果の概要

全国の20歳以上の男女を対象にエネルギーをテーマに意識調査を行なった。暮らしの中で欠かせないもののうち、特に重要と思うものでは「食料の安定供給」が80.0%と最多で、「医療サービスの安定供給」62.9%、「エネルギーの安定供給」48.2%が続く、3番目に挙げられた“エネルギー”問題を考えるに当たり、重要と思う事を聞くと、男性では「安定供給の保障」が、女性では「環境にやさしいエネルギー源である事」と答える者の割合が多かった。日常生活で省エネのために心掛けている事で最も多かった回答は「電灯や冷暖房を控えめに/こまめに消す」の71.1%。政府が公表した省エネ設定温度についてどう思うか?尋ねると、冷房の28℃に対しては51.3%、暖房の20℃には52.1%の者が「適切」と回答している。新エネルギーの中で知っているものでは「風力発電」85.9%、「太陽光発電」84.6%、「太陽熱発電」79.1%等の認知度が高い。我が国の原子力発電の安全性についてどう感じるか?と聞くと、「不安である」65.9%との回答が「安心である」24.8%を大きく上回り、特に女性の割合は71.2%と極めて高い。“我が国の原子力発電は安全である”と回答した者にその理由を問うと、「国を信頼している」37.2%が一番多かった。一方、不安を抱いている者が挙げた理由で一番多かったのは「事故が起る可能性がある」80.2%であった。

調査結果

暮らしの中で欠かせないもの(総数) (単位:%)
エネルギー問題を考える際に、最も重要だと思う事 (単位:%)
日常生活で省エネのために心掛けている事(総数) (単位:%)
省エネ設定温度について(総数) (単位:%)
新エネルギーの中で知っているもの(総数) (単位:%)
原子力発電の安全性に関する認知度 (単位:%)
原子力発電が安心だと思う理由(「安心である」との回答者) (単位:%)
原子力発電が不安だと思う理由(「不安である」との回答者) (単位:%)
調査実施先:内閣府