第一生命経済研究所 結婚生活に関する調査 |
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調査結果の概要
全国の30代から60代の既婚男女を対象に、標記についてのアンケート調査を実施したところ、結婚指輪を「常につけている」人は24.5%、男性16.7%よりも女性31.9%の方が多い。結婚記念日に夫婦でお祝いを「毎年」している人は27.1%で、若い世代(30代で36.4%)ほど割合が高く、年代が上がるごとに実施する割合は下がる(60代は16.2%と、30代の半分以下)。現在の配偶者と結婚した理由では、男性は「人生の伴侶だと感じた」55.9%、一方、女性は「お互いの愛情が確認できた」42.8%が最も多い。全体の過半数が「現在の配偶者と結婚して良かった」56.3%と感じており、「どちらかと言えば思う」32.7%を合わせると、9割が現在の配偶者との結婚を肯定(肯定派は男性で93.6%、女性はやや少なく84.6%)。もし生まれ変わったとしたら「現在の配偶者とまた結婚したい」という人は男性46.5%、女性25.6%と男性の方が多い。また、女性の27.6%は「現在の配偶者とは別人と結婚したい」と考えている。結婚生活に絶対必要なものは「思いやり」78.3%、「経済力」67.2%、「信頼関係」61.0%がトップ3。離婚したいと思った事が「よくある」人は4.8%で、「時々ある」26.4%を合わせるとおよそ3割(男性26.0%、女性36.2%と女性の方が多い)。これからの日本社会では、子供の性別は70.2%はこだわりを持っていないものの、「男の子」10.1%より「女の子」19.7%の方がいいと考える人が多い。