携帯電話の利用に関する調査

  • 調査期間
  • 2006/05/25~2006/06/07
  • 調査対象
  • 実施先のHP上のウェブアンケートにアクセスした携帯電話/PHS利用のインターネットユーザー男女2,144人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ネットユーザーを対象に、携帯電話とモバイルSuica、ワンセグ放送の各利用について尋ねた。まず、携帯電話の各機能の1日あたりの平均的な利用割合を見ると、「メール」が4.7割と、「通話」3.1割を上回っている。モバイルSuicaに対する不満を現行のユーザーに述べてもらったところ、最も多かった回答は「一部の交通機関(JR等)でしか利用できない」53.6%で、以下「新たにクレジットカードを作りたくなかった」35.7%、「クレジットカードの申込手続きが面倒だった」、「アプリを複数ダウンロードするのが面倒だった」同25.0%が続き、“申し込み段階での面倒くささ”が、今ひとつユーザーが増えない要因と推測される。この事を裏付けるかのように、モバイルSuicaの利用条件としておよそ半数が「面倒な手続きがなくなれば利用したい」51.6%と回答している。今年4月1日よりサービスを開始した携帯端末向け地上デジタル放送(ワンセグ)について、ワンセグユーザーに視聴感覚を尋ねると、「無料で視聴できるのがよい」60.6%、「思ったより映像がきれい」54.5%と概ね好評であった。そして、視聴経験を問わず、ワンセグ放送をケータイで視聴する時にあったらいいなと思う機能は、発売済みの対応端末に標準搭載されている「番組表」からの検索52.6%を挙げる人が多く、男女別では男性よりも女性で「マナーモード時の自動字幕表示」や「災害時の自動TV起動」に対するニーズが高かった。

調査結果

携帯電話の各機能の1日あたりの平均的な利用割合は?(全体) (単位:%)
モバイルSuica(※)への不満点(モバイルSuicaユーザー:全体) (単位:%)
※JR東日本と携帯電話各社により提供される、携帯電話の非接触ICカード機能を利用したプリペイド式乗車カード機能で、2006年1月28日よりサービス開始。本調査の時点で、実際のユーザー数は対応騎手保有者の2割に満たない。利用者は全体の1.3%。
モバイルSuicaの利用意向(※)とその条件(「条件が整えば利用したい」との回答者:全体)
(単位:%)
※モバイルSuicaの利用意向は条件付きも含めて44.4%
ワンセグ放送の視聴感想(ワンセグのユーザー:全体) (単位:%)
ワンセグ視聴時にあるとよい機能(全体)
☆印の機能は未販売 (単位:%)
調査実施先:(株)イプシ・マーケティング研究所