働く女性の月経に関する調査 |
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調査結果の概要
首都圏在住で、現在仕事を持っている女性を対象に標記テーマの調査を行なった結果、月経に対するイメージは未だ(?)ネガティブなものが多く(「面倒くさい」74.0%、「煩わしい」55.0%、「憂鬱」35.9%)、原因として、「漏れへの心配や不安」73.3%や「行動の制限」48.9%等の割合が高い。漏れへの心配や不安のためか、生理用品について半数の女性が「まだ改善できる点はたくさんある」48.9%と答えている。月経痛が「非常に強い・強い」という女性は全体の43%に上っている。月経について男性に知ってほしいですか?との設問に、全体で49.6%が「今よりも知ってほしい」と回答、年代別では、より若い世代においてより男性に知ってほしいと思っており、月経に対し、男性や社会が前向きに捉えられるようになると、「生理休暇が取り易くなる」74.8%、「女性がより効率的に働ける」45.8%など、働く女性を取り巻く環境は良くなると考えられている。また、一般男性が最低限知っておくべきと思う事として「月経中の様々な体調不良」76.3%、「月経痛の大変さ」、「月経中の精神の不安定」同64.1%などが上位に挙げられた。月経について誰かと話した経験については「女友達・同僚」が圧倒的に多く89.1%、以下「母親」70.8%、「姉妹」65.2%と同性が続く、反対に、「兄弟」93.4%や「男友達・同僚」91.7%、「彼氏」54.1%など異性とは話した経験がないという結果が明らかになった。