2006年度 新入社員の会社生活調査 |
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調査結果の概要
実施先マネジメントスクールが開催した“新入社員研修セミナー”に参加の新入社員に行なったアンケートによると、自身の就職活動の実感は「大変だった(かなり:22.2%+思ったより:40.6%)が62.8%であったが、結果に対する満足度は88.2%と極めて多い(「大変満足」38.2%+「やや満足」50.0%)。就職先選びで最も重視したのは「仕事内容」78.7%、以下「業種」67.7%、「所在地」41.3%の順。働くという事に対して「人間としての成長を求める」41.0%を挙げる新入社員は全体の4割に及ぶ。将来の進路として望む方向では「役職には就かず、担当業務のエキスパートとして成果を上げる」51.8%が2人に1人の割合であった。昇進・昇格については「同期や同級生と競争するつもりはないが、後輩に先を越されたくない」46.2%が一番多い。現在大きな問題として取り上げられる少子化について、解決のために企業が講じる最も有効と思う施策を挙げてもらうと、全体で「育児休業制度の充実」32.1%が1位、僅かな差で「勤務時間の融通」30.4%が続く。人事処遇のうち、“終身雇用制度”について、今年度の新入社員の63.7%が望んでおり、実施先の過去12年間の調査の中で最高の割合となった。
調査結果
調査実施先:学校法人 産業能率大学