子供の安全・防犯についての調査(1)

  • 調査期間
  • 2006/02/25~2006/02/26
  • 調査対象
  • 首都圏在住の保育園・幼稚園児、小学生(低/高学年)、中学生の何れかの子供を持つ親360人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

中学生以下の子供を持つ親に、標記をテーマにアンケート調査を実施した。すると、実に91.7%の親が「最近の子供に対する犯罪(90.3%)/事故(57.9%)ニュース報道」や「近所での不審者の噂」47.3%により、子供を取り巻く生活環境に不安を抱いている。保育園・幼稚園・小中学校の安全に満足している親は47.0%、「不満」は10.3%、「どちらとも言えない」は比較的多く42.8%。これらの場所で行って欲しい安全対策として「専門会社によるガードマン」26.9%や「教員による登下校時のパトロール」25.8%、「登下校の通知サービス」25.3%などを求める声が多い。一方、最近通う子供が増えている学習塾の安全対策への満足度を見ると、満足している親は41.6%、「不満」は8.9%、「どちらとも言えない」は半数近くの49.6%で、実施して欲しい安全対策として、「登下校の通知サービス」19.5%、「専門会社によるガードマン」14.2%、「IDカードなどによる入退室管理」、「保護者による送迎」同11.5%などが挙げられたが、最も多かった回答は「特になし」48.7%であった。95.3%の親が安全教育の必要性を抱いており、子供に安全教育をする主体は「家庭」54.2%という回答が過半数を占めた。

調査結果

子供を取り巻く生活環境への不安(全員) (単位:%)
不安を感じるきっかけ(「不安がある」回答者) (単位:%)
保育園・幼稚園・小中学校の安全対策への満足度(全員) (単位:%)
保育園・幼稚園・小中学校における安全対策(全員)<実施して欲しい対策> (単位:%)
学習塾の安全対策への満足度(全員) (単位:%)
学習塾における安全対策(全員)<実施して欲しい対策> (単位:%)
安全教育の必要性(全員) (単位:%)
安全教育の主体(全員) (単位:%)
調査実施先:凸版印刷(株)