世論調査「NPO」

  • 調査期間
  • 2005/08/11~2005/08/21
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女1,863人
  • 調査方法
  • 面接聴取法

調査結果の概要

NPOという言葉を知っていますか?との問に、「知っている(意味もわかる)」と答えた者は39.7%で、「意味はわからないが、見たり聞いたりした事はある」45.5%を合わせると、周知度は85.2%と極めて高い。NPOに期待する役割で最も多かった回答は「人と人との新しい繋がりを作る」42.2%。今後、NPOが行なう活動に参加したいと思いますか?/思う場合(既に参加している物が今後も参加する場合を含む)、どのような分野に参加したいですか?と尋ねると、「高齢者や障がい者の福祉・介護」の割合が最も高く14.9%。尚、「参加したいとは思わない」との回答は48.9%となっている。NPOに限らず、この1年間に寄附をした事がありますか?~70.5%が「ある」と回答、性別でみると男性:67.8%より女性:72.9%の方が高い。具体的な寄附先で最も多かったのは「共同募金会(赤い羽根募金etc)」81.9%。NPOに寄附するとしたら、如何なる点を重視して寄付先を選びますか?と聞くと、「寄付金の使い道が明確」の割合が最も高く63.4%。今後、NPOの活動がいっそう活発になるために必要だと思う事は「NPO自身が市民に対し、積極的に理解を求めていく事」46.3%が1位。行政に対する要望を教えてもらうと、「NPO関連の情報提供の充実」47.6%、「悪質なNPOの排除」38.8%、「NPOの担い手となる人材育成」29.4%等が上位に挙げられた。

調査結果

“NPO”という言葉の周知度 (単位:%)
NPOに期待する役割(総数) (単位:%)
NPO活動への参加意識・参加したい活動分野(複数) (単位:%)
(NPOに限らず)この1年間の寄附の経験 (単位:%)
寄附先(左下設問に「ある」と回答した人) (単位:%)
寄附するNPOを選ぶ際に重視する点(総数) (単位:%)
NPOの課題(総数) (単位:%)
行政に対する要望(総数) (単位:%)
調査実施先:内閣府