2006年版団塊の女性の葬儀観調査

  • 調査期間
  • 2006/02/17~2006/02/27
  • 調査対象
  • 首都圏(1都6県)在住の既婚女性で団塊世代の方<1947(昭和22)~1949(昭和24)年生まれ>400人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

団塊世代の女性を対象に、葬儀観をテーマにアンケート調査を実施した。自分の葬儀を「全く考えていない」女性は16.8%。また、「葬儀はしなくてもよい」29.0%との回答も3割に上るが、実際の場面ではなかなかそうもいかず、今後はどうなるのか?「オリジナルな葬儀をしたい」「従来型の葬儀でよい」と回答した女性に希望する葬儀の規模を尋ねると、「家族(夫・子供・親兄弟)、親族、友人が参列の“見内葬”」52.1%が最多。団塊世代の女性の葬儀観とは?「自分の葬儀だから、自分の意思を反映させたものにしたい」が半数以上の53.0%を占めている。ご主人の遺言については、平均的な余生があと30年近くあるが「既に書いて貰った」1.8%、「是非残して貰うつもり」22.3%、「できればあった方がいい」16.5%を合わせると4割が、「遺言を残して欲しい」と考えている。残された家族(子供達etc)に遺産を残す事について、平均寿命が延びて余生が長くなった現在、自分の思いのまま生きて、遺産が残るかどうかはその結果によるという事か、「意識して残すつもりはない」52.8%が2人に1人の割合。近年、人々は葬儀について生前に考える事への抵抗感が薄れている。そこで両親と夫の葬儀について何らかの行動?をしている/するつもりか否か?を問うと、両親、夫の場合ともに「生前には何もするつもりはない」が6割以上。自身の葬儀で流してほしい曲1位は、美空ひばりさんの「川の流れのように」、最期のお別れ(出棺時)に着たいのは、違和感のないいつも通りの姿で別れを告げたいという気持ちが伺える「日頃愛用している服」42.8%であった。

調査結果

自分の葬儀についてある程度考えていますか? (単位:%)
自身の葬儀の規模はどの程度と考えていますか? (単位:%)
葬儀観~葬儀とはどういうものだと考えていますか? (単位:%)
遺言に対する考え~ご主人に遺言を残して貰いたいと考えていますか? (単位:%)
残された家族(子供達etc)に遺産を残す事についてどのように考えていますか? (単位:%)
生前相談、生前見積もり、生前予約についてどのように考えていますか? (単位:%)
自分の葬儀で流してほしい葬送曲 (単位:人)
1川の流れのように16
2四季(ヴィバルディ)14
 アメイジンググレイス14
4別れの曲(ショパン)13
5世界にひとつだけの花9
最期のお別れ(出棺時)に着たいのはどんな装いですか? (単位:%)
調査実施先:(株)くらしの友