行事食に関する調査 |
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調査結果の概要
首都圏の主婦を対象に、日本で古くから行なわれている節句や暦の節目の行事に食べたり飲んだりする行事食に関する調査を実施した。すると、殆どの人に知られているようであるが、小正月の「小豆粥」(認知率48.2%、体験率24.7%)や七夕の「そうめん」(認知率27.7%、体験率22.3%)、重陽の節句の「菊料理」(認知率17.7%、体験率9.3%)は馴染みが薄そうに思える。行事食の中で、毎年出しているものでは「クリスマスケーキ」が最も多く、94.3%の家庭で登場している。次に「年越しそば」87.7%、お正月の「お雑煮」86.7%が続いた。回答を寄せてくれた主婦のうち、「母親などから行事食の作り方を教わった」69.9%事がある主婦は7割に上る。行事食に対する考え方を教えてもらうと、9割が「日本古来の食文化でとてもいいもの」94.0%、「自分の子供にも、日本の食文化として、教えていく必要がある」92.3%と好意的だが、一方で、「行事食とはいえ、それを食べる意味も分からずに食べる者が多い」60.7%という回答もあった。古くから伝えられる行事食以外にも、誕生日や家族の記念日など、特別な日によく出す料理を聞いたところ、一番多かったのは「子供の誕生日」71.1%で、次いで「ご主人の誕生日」45.0%が続いた。
調査結果
調査実施先:象印マホービン(株)