『紀文・鍋白書2022』より~おでんについて~ |
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調査結果の概要
株式会社紀文では毎年、主要7地域の20代~50代以上の主婦を対象に、“鍋料理”“おでん”をテーマにした【紀文・主要7地域家庭の鍋料理調査】を実施しています。今年の鍋白書では、同調査から、国民食として定着した“おでん”をテーマに、家庭の食生活の現状を探りました。昨年の秋冬(主に令和3年9月から令和4年2月の間)に食べた鍋料理についてお聞きしたところ、66.3%の方が「食べた」と回答した「おでん」66.3%が、「すき焼き」51.2%や「キムチ鍋」45.1%を抑え、最も食べられた鍋料理であることがわかりました。「おでん」が1位になるのは、1999年度に行った調査から24年連続のことです。昨年の秋冬(主に令和3年9月から令和4年2月の間)に、ご自身で作っておでんを食べた回数についてお尋ねしたところ、1ヵ月あたりの喫食回数は全体で「3.02回」となりました。年代別に見ると、50代以上が「3.41回」と最も多い年代であることが分かります。「おでんにしようと思うきっかけ」についてお聞きしたところ、「寒い時」85.7%、「体を温めたい時」42.7%、「季節感を感じたい時」37.2%と、気候の変化に関連した項目が上位となりました。好きなおでん種について、全国では「大根」60.9%、「玉子」53.6%が1位・2位となりました。以下「餅入り巾着」47.4%、「はんぺん」45.2%、「ちくわ」40.3%の順となりました。家庭でのおでんの提供方法についてお尋ねしたところ、「鍋ごと食卓に出す」69.5%との回答が最多となりました。年代別では「鍋ごと食卓に出す」「鍋から大皿に移し、食卓に出す」といった食卓上で取り分ける提供方法は、20代の方が最も多い結果となっています。