2021年(令和3年)ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査

調査対象 首都圏の企業・団体等に勤務する20代~60代のビジネスパーソン 401人(男性238人、女性163人) 調査実施先 株式会社パイロットコーポレーション
調査方法 質問用紙の配付・回収による無記名留置調査 調査期間 2020/11/24~2020/12/11

調査結果の概要

日本独特のお正月の習慣として、また、普段会えない人へのコミュニケ-ション手段として、私たち日本人にとって欠かすことのできないのが年賀状のやりとり。株式会社パイロットコーポレーションでは、日本人の書き文字文化の象徴とも言える年賀状をテ-マに、毎年「ビジネスマン・OLの年賀状に関するアンケート調査」を行っています。今回で41回目となる本調査の調査結果をご覧ください。はじめに、2021年の年賀状を出すかどうかを尋ねたところ、「出す」と答えた方は60.8%となりました。年賀状を出す理由としては、(昨年同様)「新年の挨拶として」85.2%、「日頃、御無沙汰しているので」52.5%が上位になり、次いで、緊急事態宣言や在宅勤務など、なかなか人に会えない状況からか「コロナ禍で会えていないので」39.8%が数を集めました。年賀状を出す相手は、「友人・知人」91.8%がトップになり、「親類関係」80.3%が続きました。年賀状をもらって一番嬉しい相手を聞いてみました。年賀状を出す相手と同様に「友人・知人」55.9%がトップで、大きく離れて2位に「特にいない」14.2%となりました。3位には「親類関係」8.7%が入っています。年賀状の手書き箇所の有無を尋ねたところ、88.5%の方が「手書き箇所がある」と答えました。(また、「手書き箇所がある」と答えた方に年賀状を手書きする理由を尋ねると、「気持ちが伝わる感じがする」48.6%がトップ、次いで「手書き箇所がまったくないとDMのような感じがするから」47.2%が入りました。また、33.3%の方が「コロナ禍で会えていないので手書きしたい」と回答し、なかなか会えていない人に手書きの年賀状で気持ちを伝えたいという傾向が見られました。)年賀状の手書きに使う筆記具を聞いてみました。すると、「ボールペン」66.7%が圧倒的な支持を集めました。次いで、「サインペン」35.2%、「筆ペン」16.7%が入りました。(全員に、年賀状があった方がいいか、なくてもいいかについて尋ねたところ、62.1%の方が年賀状は「あった方がよい」と答えましたが、今年も減少傾向です。年賀状があった方がいい理由では、「会えない人との連絡が途絶えて困るから」45.8%、「お正月らしくなくて寂しい」45.0%となり、年賀状は今でも、会えない人との繋がりを感じられる正月の風物詩であるようです。一方、なくてもいい理由としては、「SNS等で代用するから」59.2%がトップになりました。)

調査結果

年賀状の予定(単一回答、n=401)(単位:%)
年賀状を出す理由(複数回答、n=244)(単位:%)
年賀状を出す相手(複数回答、n=244)(単位:%)
年賀状をもらって一番嬉しい相手(単一回答、n=401)(単位:%)
年賀状の手書き箇所の有無(単一回答、n=244)(単位:%)
年賀状の手書きに使う筆記具(複数回答、n=216)(単位:%)