東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会に関する調査

調査対象 全国エリア(47都道府県)に住む18 歳~79 歳までの日本人男女 2,070名 調査実施先 株式会社JTB
調査方法 インターネットアンケート調査 調査期間 2019/02/14~2019/02/15

調査結果の概要

株式会社JTBは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関する調査を実施しました。2019年3月12日で、東京2020オリンピック開会式まで500日となります。同社は、1000日前にも調査を実施していますが、あと500日と開催が迫る現在、人々の気持ちや開催時の過ごし方に1000日前と比べて変化があるのでしょうか?期間中の旅行にも注目して調査を行いました。初めに、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会について、開催が楽しみですか?と尋ねました。全体では「とても楽しみである」が、33.0%、「やや楽しみである」が42.0%で、約7割の方が開催を楽しみにしています。特に<29歳以下の学生>は「とても楽しみである」が38.7%と、どの年代よりも高くなりました。「とても楽しみである」「やや楽しみである」と回答した方に、楽しみにしている理由を尋ねたところ、全体では「日本で開催されるから」79.8%が最も多い回答でした。人々の間で大会開催が近づいてきた実感は高まっているのでしょうか?尋ねました。全体では「実感がわいてきた」は8.6%、「やや実感がわいてきた」が30.4%で合わせて39.0%でした。<1000日前>の「実感がわいてきた」3.0%、「やや実感がわいてきた」17.9%、合計20.9%と比べて18.1ポイント高くなりました。「まったく実感がわかない」は、<1000日前>は31.9%と3割以上ありましたが、今回は17.3%と減少しています。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催期間中、どこで何をしていると思いますか?と尋ねたところ、全体では「普段通り生活する」52.4%が最も多い回答でした。期間中に「オリンピックとは関連ない旅行をする(開催地以外への国内旅行に行く、日本を離れて海外旅行に行く)」と回答した方は、4.9%でした。オリンピック憲章と【オリンピックアジェンダ2020】では、オリンピック開催にあたり、スポーツのみならず教育を含めた《文化オリンピアード(Cultural Olympiad)》の実施を義務付けています。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の文化プログラムについて知っていますか?と尋ねました。「知らない(興味もない)」が52.6%、「知らない(興味はある)」は34.2%でした。文化プログラムについてどのように考えていますか?と尋ねたところ、「子どもたちの日本文化理解のために利用したいと思う」25.8%が最も多い回答でした。

調査結果

東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会について、開催が楽しみですか?(単数回答)(単位:%)
楽しみにしている理由(複数回答、n=1,553、※「東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会について、開催が楽しみですか?」の設問で「とても楽しみである」「やや楽しみである」と回答された方)(単位:%)
大会開催が近づいてきた実感(500 日前と1000 日前)(単数回答)(単位:%)
東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会開催期間中、どこで何をしていると思いますか?(複数回答、n=2,070)(単位:%)
東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会の文化プログラムについて知っていますか?(単数回答、n=2,070)(単位:%)
文化プログラムについてどのように考えていますか?(複数回答、n=2,070)(単位:%)