学習机に関するアンケート

調査結果の概要

4月の入学式シーズンまであと一ヶ月となりました。文房具や学校指定の勉強道具、学習机などを入学の前に用意している家庭も多いことでしょう。そこでアクトインディ株式会社が企画運営する、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト【いこーよ】では、子どもを持つ全国の保護者を対象に、学習机に関するアンケートを実施しました。まず、子ども用の学習机が家にあるかどうかを尋ねたところ（子どもが二人以上いる場合は長子について回答）、<6歳>では「ある」が37％だったのに対し、小学1年生で迎える年齢である<7歳>では61％となり、小学校に入学することが学習机を購入するきっかけになっていることは今も昔も大きく変わっていないようです。その後年齢があがるにつれて徐々に所有率が高まりますが、<12歳>の時点で24％、<13歳以降>になっても17％は学習机が「ない」と回答しており、中学生以降でも学習机を購入しないままの家庭が2割弱いることが注目されます。学習机をどこに置いているかを聞いたところ（以降の質問は長子が12歳以下の保護者に回答を絞って集計しました）、圧倒的に「子ども部屋」71％が多く、他の場所は「リビング・ダイニング（リビングダイニングを含む）」17％が多い程度でした。ただし、昨今は学習机が子ども部屋にあっても、リビングで学習をしている子どもも多いため、学習机が置いてある部屋がイコール勉強している部屋とは限らないと思われます。また、学習机を購入した学年は、「年長」56％が最も多く、未就学時期に購入している人の合計が4分の3にものぼります。さらに、学習机を購入した月は年度の始めの<4月>から<11月>までは少数ですが、<12月以降>増加し、<3月>が22％とピークになります。小学校の入学が近くなってから用意し始める家庭が多いようです。学習机をまだ購入していない家庭の保護者に今後購入する予定があるかを尋ねたところ、6割は「購入する予定がある」62％と回答しました。そして、購入予定金額は「4万円台以下」58％が約6割でボリュームゾーン、「5万円台」30％が3割で、合計すると『5万円台以下』で9割（88％）を占めました。最後に、学習机を購入するときに求めることを聞きました。結果（「最も求めること」と「求めること」の合計）は１位が「価格・予算に見合うこと」62％で、2位は「子どもが気に入ること」54％となりました。その中でも最も求めることはなにかという聞き方でも、（１位と２位の順位は入れ替わって入りますが）やはり“コストパフォーマンス”と“子どもが気に入っていること”の２項目が重視されており、頑丈さやデザインなどのスペック的なことよりも上位となりました。

調査結果