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“省エネ”に関する意識調査(2) |
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調査結果の概要
((1)より続く)省エネを正しく理解できているかどうかを探るべく、消費生活アドバイザー和田由貴氏に監修いただき、全12問の[省エネ理解度テスト]を作成しました。(12点満点のテストの平均点は「6.1点」となり、「8点以上」獲得できた“省エネ暮らし優等生”は全体の約2割しかいないということがわかりました。)正答率が最も高かったのは、<エアコンのフィルターを定期的に掃除すると省エネになる>88.7%でおよそ9割の人が正解しました。(反対に<すべての電化製品には待機電力がかかるため、プラグを抜いたほうが省エネになる>や<白熱電球をLED電球に換えると電気代は約半分になる>~※どちらも不正解~の正答率は約2割、各22.6%、21.9%と低い結果となりました。)自分自身が“節約家”かどうか?を尋ねたところ、「とてもそう思う」14.0%、「少しそう思う」48.4%と回答した人は62.4%でした。では、普段の生活の中でやってしまう非省エネな行動はどんなことでしょうか?尋ねてみました。<暖房冷房を付けたままで寝る>と回答した人が33.5%と最も多い結果となりました。2016年に電力、2017年に都市ガス小売り自由化が開始されたことを受け、どの程度関心があるか?尋ねたところ、約半数の人が『関心がある(「とても関心がある」9.2%、「やや関心がある」40.5%:計)』と回答しました。さらに、省エネ対策の実行有無別にみると、実行している人では58.6%、実行していない人では25.6%という結果となり、省エネに関心を持ち、対策を行っている人ほど、エネルギー自由化に対して関心も高いことがわかりました。今後、家を建てる時やリフォームの際に、省エネ設備(発電機や給湯器など)の導入をどの程度検討するか?尋ねました。『検討する(「必ず検討する」16.8%、「少し検討する」46.0%:計)』と回答した人が6割以上にのぼりました。一方で、省エネ設備(発電機や給湯器など)の導入にあたって障壁(ハードル)になる点や気になる点、購入をためらう理由について尋ねたところ、6割以上の人が「初期費用が高そう」62.3%を気にしていることがわかりました。