2017年 子どもの今ドキ習い事事情

調査対象 0歳~9歳までの子どもを持つ全国の親 261名 調査実施先 アクトインディ株式会社
子どもとおでかけ情報『いこーよ』調べ
調査方法 インターネット調査(『いこーよ』サイト上で実施 ) 調査期間 2016/12/05~2017/01/04

調査結果の概要

アクトインディ株式会社が運営する国内最大級の子供とおでかけ情報サイト『いこーよ』では、子どもを持つ全国の親を対象に、子どもの習い事事情に関するアンケート調査を実施しました。既に習い事に通わせている親に対しては現在通っている習い事について、まだ通わせていない親に対してはこの先通わせたいと思っている習い事に関して質問したところ、「水泳」がそれぞれ34・8%(既に通っている)と15.1%(この先通わせたい)という結果で不動の第1位となりました。次いで「ピアノ・エレクトーン」(通っている 29.0%、通わせたい 6.6%)、「英語教室」(通っている 23.2%、通わせたい 7.5%)と続いており、運動系、感性系、知育系とそれぞれ異なる分野の人気の習い事が上位を占めました。子どもが習い事に通っている親に、習い事を始めたきっかけとして最も当てはまる理由を質問したところ、「子ども自らが希望してきた」37%が一番多く、以下「親が習い事を始める必要性を感じたから」34%、「周りの子どもが通い始めたからなんとなく」12%と続きました。現在、子どもが通っている習い事について、不満を感じていますか?と尋ねました。「不満がある」親は全体の約半数(47%)に上っていることがわかりました。また、一番不満を感じている習い事のトップは「書道」で、現在子どもが通っているという家庭の75%が一番不満を感じている習い事であると回答しました。以下「学習塾(公文などを含む)」68%、「そろばん」56%と続き、上位3位が学習系の習い事という結果になりました。子どもが通っている習い事について不満を感じている理由としては、「期待していた成果が得られていない」41%が一番多く、「思いの外、お金がかかる」38%と続き、成果や金銭面で親の思惑から外れることが、子どもの習い事における不満につながることがうかがえました。子どもが通っている習い事について、不満があってもやめさせられない理由を質問したところ、「子どもが楽しそうにしているので(仕方なく)」43%という回答が一番多く、続いて「継続することが力になると信じているので(信じたいので)」「途中でやめると子どもにあきらめ癖がつきそうなので」同32%という結果となりました。やめさせられない理由の上位は子どものことを思っての理由であり、親は現状に満足できていなくても、習い事を継続した先にある未来に期待するという親の気持ちが表れているのではないでしょうか。

調査結果

現在、お子様が通っている(又は通わせたいと思っている)習い事は何ですか?(複数回答、n=261、10項目抜粋)(単位:%)
初めての習い事を始めたきっかけは何ですか?(単一回答、n=147、※子どもが習い事に通っている親のみ回答)(単位:%)
現在、お子様が通っている習い事について、不満を感じていますか?(単一回答、n=148、※子どもが習い事に通っている親のみ回答)(単位:%)
現在、お子様が通っている習い事について、一番不満を感じているものは何ですか?(単一回答、n=148、※子どもが習い事に通っている親のみ回答)(単位:%)
不満を感じている理由は何ですか?(複数回答、n=69、※子どもが習い事に通っている親のみ回答、5項目抜粋)(単位:%)
不満がありつつも習い事をやめるという判断にふみきれない理由は何ですか?(複数回答、n=69、※子どもが習い事に通っている親のみ回答、5項目抜粋)(単位:%)