最新男女別ランドセル選びに関する調査結果

調査結果の概要

昔は赤と黒しかなかったランドセル。今ではカラーや素材を始め、デザインが多様化しています。また、入学する約1年前の4月からランドセル売場が立ち上がり、カタログ請求が始まるなど、市場が年々早期化しています。また、お子さまの小学校入学に向けて、ランドセルを準備する“ランドセル活動”を略した“ラン活”という言葉も使われるようになりました。6年間という長いときをともに過ごすものゆえに、多くの親御さまがランドセル選びに悩まれています。こうした状況を踏まえ、ランドセルメーカーの株式会社セイバンは、2016年4月に小学校に入学した子どもを持つ母親を対象に、「最新男女別ランドセル選びに関する調査」を実施しました。調査結果を見ますと、ランドセルを購入した場所では男女ともに「総合スーパー」（男児52.0％、女児42.6％）での購入が最も多く、次いで「オンラインストア」（男児15.8％、女児18.9％）での購入が「百貨店」（男児7.9％、女児9.5％）や「メーカー直営店」（男児5.3％、女児8.1％）を押さえて2位となりました。セイバン直営店でも、お客様が店舗に実物を見に来られ、その場でネットで購入する様子も見受けられます。その他にも、女児は男児に比べて、「オンラインストア」「百貨店」「メーカー直営店」で購入する方が多いことが伺えます。続いて、お子さまに購入したランドセルの素材について聞いてみました。男女ともに「人工皮革」（男児73％、女児74％）のランドセルが7割超えと最も多く、軽くて汚れにくく、雨にもキズにも強いことから、多くの方に支持を得ているようです。一方、市場に出回るランドセルの約9割が人工皮革であるにもかかわらず、『天然皮革（「牛革」「コードバン」）』を購入した方は、男児26.0％、女児23.0％と高い結果となりました。人工皮革より重く、高価格傾向になりますが、長年使用すると、艶や深みなどの風合いがでてくる点が注目される1つの理由となっているのかもしれません。最後にお子さまに購入したランドセルのカラーについて尋ねました。男児は「黒色」72.4％が最も多い結果となりました。女児は「赤色」29.3％が最も多く、男女ともに昔からの黒と赤のランドセルが根強い人気を誇っているようです。しかし、女児においては茶色や桃色など、男児よりも多くの色に割合が分散していることから、赤色が群を抜いて人気とは言えず、やはり女児はランドセルのカラーが多様化している分、購入するカラーにもばらつきが見られます。

調査結果