年齢差による夫婦関係に関する意識調査

調査対象 全国の20代~40代の既婚女性のうち、配偶者が同い年の人(同い年婚)と配偶者が10歳以上年上の人(年の差婚) 880件(各440件) 調査実施先 株式会社オールアバウト/
株式会社シーマ
調査方法 インターネットリサーチ 調査期間 2015/10/01~2015/10/02

調査結果の概要

総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウトと、ティアラ・レンタルサービスなどを展開する株式会社シーマは、配偶者が同い年の方(同い年婚)と、配偶者が10歳以上年上の方(年の差婚)を対象に、“夫婦関係”に関する意識調査を共同で実施しました。まず、現在の夫婦関係の良好度について、「良好である」(「とても良好」・「まあまあ良好」の合計)と回答した方はどちらも8割以上(同い年婚:83.9%、年の差婚:80.5%)となり、年齢の違いによって大きな差がないことが分かりました。次に、平日と休日における夫婦の平均会話時間を尋ねたところ、平日は年の差婚夫婦の方が「30分以上」会話している割合が高いものの(同い年婚:61.8%、年の差婚:71.4%)、休日はどちらも「3時間以上」が35%前後となりました。夫婦喧嘩の発生頻度について、「週に1回以上」(「週に複数回」・「週に一回程度」の合計)の高頻度で喧嘩するとの回答は、同い年婚では14.2%にとどまる一方、年の差婚は5ポイント多い19.8%となりました。続いて、別居や離婚をしたいと思ったことがあるか尋ねたところ、「はい」と回答したのは、年の差婚で50.8%となり、夫婦喧嘩の頻度同様、同い年婚より5ポイント多くなりました。パートナーの良い点を尋ねたところ、「家事・育児に協力的」が同い年婚・年の差婚それぞれで上位となりました(同い年婚:40.0%、年の差婚:37.1%)。また、「包容力がある」、「人生経験が豊富」といった項目では、年の差婚の方が同い年婚を大きく上回りましが、「金銭感覚が近い」、「自分の親との関係性が良い」では、同い年婚の方が評価されています。一方、パートナーの悪い点については、「経済力がない」、「金銭感覚が合わない」を筆頭に、ほぼ全ての項目で年の差婚の方が同い年婚を上回りました。結婚時における各種セレモニーの実施状況については、「プロポーズされた」にはじまり「新婚旅行にいった」まで、全ての項目で同い年婚の実施率が高くなり、特に「挙式をした」に関しては、両者で16ポイント以上も差が開きました(同い年婚:68.6%、年の差婚:52.0%)。

調査結果

現在の夫婦関係
【同い年婚】(単位:%)
【年の差婚】(単位:%)
平日/休日における夫婦の会話時間
【同い年婚】(単位:%)
【年の差婚】(単位:%)
夫婦喧嘩の頻度(単位:%)
別居・離婚をしたいと思ったこと(単位:%)
パートナーの良い点(5項目抜粋、単位:%)
パートナーの悪い点(5項目抜粋、単位:%)
結婚時のセレモニー実施状況(単位:%)