生活意識に関するアンケート調査(第59回) |
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調査結果の概要
日本銀行は、全国の満20歳以上の個人を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第59回)」を実施した。その結果を2014年6月の前回(第58回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感については、「良くなった」との回答が2.4ポイント減少し、「悪くなった」との回答が8ポイント増加したことから、景況感D.I.は悪化した。先行き(1年後)については、「良くなる」との回答が1.4ポイント減少し、「悪くなる」との回答が4.1ポイント増加したことから、景況感D.I.は悪化した。金利水準についての見方は、「金利が低すぎる」との回答が3.9ポイント減少し、また「金利が高すぎる」との回答が1.5ポイント増加したことから、金利水準D.I.はマイナス幅を縮小した。現在の暮らし向き(1年前対比)については、「ゆとりがなくなってきた」との回答が4.8ポイント増加したことから、暮らし向きD.I.は悪化した。1年前と比べた収入の増減については、「減った」との回答が増加したことから、現在の収入D.I.はマイナス幅を拡大した。一方、支出の増減については、「減った」との回答が増加したことから、現在の支出D.I.はプラス幅を縮小した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇の不安については、「あまり感じない」との回答が減少し、「かなり感じる」との回答が増加したことから、雇用環境D.I.は悪化した。1年前と比べた現在の物価に対する実感は、『上がった(「かなり上がった」と「少し上がった」の合計)』との回答が増加し、「ほとんど変わらない」との回答が減少した。現在と比べた1年後の物価については、『上がる(「かなり上がる」と「少し上がる」の合計)』との回答が増加した。