バレンタインの贈り物に関する消費者実態調査 |
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調査結果の概要
この度、公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)は、全国の15歳~69歳の男女を対象に、「バレンタインの贈り物に関する消費者実態調査」を実施しました。まず、バレンタインギフトについて、8割半(84.6%)の女性が、購入した経験があるとわかりました。このように、バレンタインデーに女性がチョコレートなどのギフトを贈ることは、日本国内で一般的にみられる風習ですが、新たな潮流も生まれているようです。好きな異性に愛情を込めて贈る“本命チョコ”や、お世話になっている異性にあげる“義理チョコ”、同性の友だちに贈る“友チョコ”や、男性が女性に贈る本命チョコである“逆チョコ”など、イマドキのバレンタインに関する実態に迫りました。まず、“本命チョコ”については、女性の4人に3人(75.6%)が贈った経験があり、男性では3人に1人(35.2%)が“逆チョコ”を贈った経験があると、わかりました。“友チョコ”を贈ったことがある割合を性年代別でみると、若年女性が非常に高く、10代女性では約9割(91.5%)、20代女性では8割半(85.7%)となりました。また、10代女性では“友チョコ”を贈ることが習慣化している割合が過半数(55.4%)となりました。“義理チョコ”を贈ったことがある割合は、有職者女性で7割半(74.2%)と全体と比較して高くなり、勤務先でお世話になっている異性への感謝のしるしとして、“義理チョコ”が活用されている様子が窺えます。また、バレンタインにチョコレートなどのギフトを贈ったことがある人に、“本命チョコ”はどこで購入したか質問したところ、最多は「百貨店(デパート)」(45.3%)となりました。また、バレンタインギフトを購入する際に通販を便利に活用している様子も見られ、“逆チョコ”経験のある男性の2割(20.5%)が通販で購入していることがわかりました。バレンタインにチョコレートなどのギフトを贈ったことがある人に、ギフトの平均購入金額を聞いたところ、“本命チョコ”は2,899円、“友チョコ”では1,155円、“義理チョコ”は1,451円となりました。