回転寿司に関する消費者実態調査2013(2)

  • 調査期間
  • 2013/03/09~2013/03/12
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする関東、関西に住む15歳~59歳の男女で、 月に1回以上回転寿司を利用する方 1,000名
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)普段“多く”食べているネタを聞いたところ、「サーモン」43.1%と最多となり、次いで、「ハマチ、ブリ」22.1%、「マグロ(赤身)」21.3%、の順に多くなりました。さらに、“食べたいのに我慢することが特に多い”ネタについて、最も回答が多かったのは、「マグロ(大トロ)」44.4%で4割半となり、次いで、「マグロ(中トロ)」18.3%、「ウニ」15.3%が続きました。また、“「値上がり」はゴメンだと思うネタ”を聞いたところ、「サーモン」30.8%が最多の3割強となり、「マグロ(中トロ)」30.3%、「マグロ(大トロ)」25.9%が続きました。男女別にみると、男性の1位は「マグロ(中トロ)」32.0%、女性の1位は「サーモン」34.4%でした。回転寿司店を選ぶ際に重視している点については、「美味いこと」50.4%が最も多く、次いで「ネタが新鮮であること」41.4%、「値段が安いこと」38.6%が続きました。“美味しそうなご当地回転寿司店”がありそうな都道府県を聞いたところ、1位は「北海道」79.3%、2位「富山県」19.4%、3位「石川県」18.1%と、魚介類の有名産地や有名な市場を抱える都道府県が上位になりました。様々な回転寿司の使い方について「アリ」か「ナシ」かを聞いたところ、【デートコースとして使う】は、「アリ」68.0%、「ナシ」32.0%と、7割弱が「アリ」と回答しました。男女別にみると、女性では71.8%と7割強が肯定派となり、男性が思っている以上に女性は回転寿司デートに肯定的なようです。続いて、実際の回転寿司デートで“パートナーにこれだけはやって欲しくない”と思うものを聞いたところ、「一度取ったお皿を戻す」が74.6%と最も多くなりました。変わり種の回転寿司店について、【高速レーンだけでお寿司が回っていない回転寿司】を「利用したことがある」との回答は11.3%でした。また、エンタメ要素を取り入れたお店について、「利用したことがある」割合は、【当たり券がついたお皿が回っている回転寿司】12.0%、【レーンに水が流れ、船や桶に乗って寿司が流れている回転寿司】11.3%、【子ども向けに縁日のようなコーナーがある回転寿司】9.0%と、それぞれ1割前後にとどまりました。【生簀にいる魚などを提供している回転寿司】は「利用したことがある」は29.8%で、「利用したことはないが、利用してみたい」は56.7%でした。最後に、お寿司屋さん特有の業界用語の意味を知っているか聞きました。「意味を知っている」割合が最も高くなったのは、お勘定を意味する【おあいそ】で94.6%、次いで、お茶を意味する【あがり】90.5%となり、この2つは9割以上が意味まで知っているとしました。また、お醤油を意味する【むらさき】67.7%、玉子焼きを意味する【ぎょく】56.1%、わさびを意味する【なみだ】は31.2%となりました。「意味を知っている」割合が最も低くなったのは、細巻き(海苔巻き)を意味する【てっぽう】22.8%でした。

調査結果

普段“多く食べている”ネタ(制限複数回答形式3つまで、上位10位まで抜粋)(単位:%)
“食べたいのに我慢することが特に多い”ネタ(制限複数回答形式3つまで、上位10位まで抜粋)(単位:%)
”値上がりはゴメンだと思う”ネタ(制限複数回答形式3つまで、上位10位まで抜粋)(単位:%)
回転寿司店を選ぶ際に重視する点(制限複数回答形式5つまで、上位10位まで抜粋)(単位:%)
“美味しそうなご当地回転寿司”がありそうな都道府県(単一回答形式、上位10位まで抜粋)(単位:%)
回転寿司を【デートコースとして使う】ことはアリかナシか(単一回答形式、単位:%)
回転寿司デートで”パートナーにこれだけはやって欲しくない”こと(上位10位まで抜粋、単位:%)
利用したことがあるか(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
お寿司屋さん特有の業界用語を知っているか(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
調査実施先:株式会社マルハニチロホールディングス マルハニチロホールディングス調べ