新年度を迎えるビジネスパーソンの年代別意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2013/03/07~2013/03/11
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする関東、関西に住む20歳~59歳の男女ビジネスパーソン 1,000名(関東500名・関西500名)
  • 調査方法
  • モバイルリサーチ

調査結果の概要

((1)より続く)電車通勤をしているビジネスパーソンに、通勤時間の電車内での過ごし方を尋ねところ、「寝る」が最も多く51.3%、次いで「メールをする」45.7%、「車内広告を見る」が続きました。世代別にみると、20代では「音楽をきく」61.6%、「ゲームをする」35.4%、「SNS・ミニブログを閲覧・投稿する」36.0%が、他の世代に比べて高くなりました。仕事へのモチベーション評価別にみると、90点~100点とした層と20点以下とした層が同じ傾向を示す興味深い結果となりました。他の層に比べて「寝る」(90~100点57.0%、20点以下57.7%)の割合が高く、「車内広告を見る」(90~100点34.2%、20点以下32.7%)、「音楽を聴く」(90~100点32.9%、20点以下32.7%)、「読書する」(90~100点24.1%、20点以下23.1%)では低くなりました。他方、30点~40点とした層では、「メールをする」、「車内広告を見る」、「音楽を聴く」いずれも51.7%、「ボーっとする」53.4%、「読書する」44.8%で他の層を大きく上回りました。次に、ビジネストークのためにネタを収集しているか尋ねたところ、全体の7割が「収集している」と回答し、その情報源として、「テレビ」74.9%が最も多くあげられました。世代別の特徴がみられた「新聞」は、世代が上がるにつれ割合も高くなり、50代では61.6%と最も高い結果となりました。一方、「SNS・ミニブログなどソーシャルメディア」では若い世代の方が高く、20代の34.5%と最多となりました。ビジネス誌・経済誌を読んでいるビジネスパーソンは全体の21.6%であり、最も多く読まれているのは「日経ビジネス」37.0%であることがわかりました。続いて、新年度に向け新しく購入を考えているものを尋ねたところ、「手帳」23.4%が最も多く、次いで「携帯・スマートフォン」18.9%、「財布」18.6%が続きました。世代別にみると、「手帳」は20代、40代、50代ではトップ、30代でもトップの「財布」に次いで2位になり、また、20代と30代では「携帯・スマートフォン」(20代24.4%、30代18.8%)も「手帳」(20代25.2%、30代19.2%)と同レベルの高さとなりました。今後取り組んでみたいことは、「健康・体力づくり」が最多で49.9%、次いで「年収アップ」47.3%、「貯金」47.2%の順に高くなりました。仕事へのモチベーション評価別にみると、高評価層と低評価層で開きが大きかった「職務上の成果・成績アップ」に取り組みたいとする割合は、自己評価点が上がるにつれて高くなり、90点~100点とした層が59.1%であるのに対し、20点以下の層では14.4%となりました。反対に、「転職」に取り組みたいとする割合は自己評価点が低くなるにつれ高くなり、90点~100点とした層の5.1%に対し、30点~40点の層では37.4%、20点以下の層では35.6%となり、仕事へのモチベーションの重要性があらためて感じられる結果となりました。

調査結果

通勤時間の電車内での過ごし方(複数回答形式、対象:通勤に電車を利用しているビジネスパーソン、8項目抜粋)(単位:%)
【仕事へのモチベーション・自己評価別】通勤時間の電車内での過ごし方(複数回答形式、対象:通勤に電車を利用しているビジネスパーソン、8項目抜粋)(単位:%)
何からビジネストーク用のネタを収集しているか(複数回答形式、対象:ビジネストーク用のネタを収集しているビジネスパーソン、7項目抜粋)(単位:%)
読んでいるビジネス誌・経済誌(複数回答形式、対象:ビジネス誌・経済誌を読んでいるビジネスパーソン、5項目抜粋)(単位:%)
新年度に向けて新しく購入を考えているもの(もしくは、既に新しく購入したもの)(複数回答形式、5項目抜粋)(単位:%)
【仕事へのモチベーション・自己評価別】今後取り組んでいきたいもの(複数回答形式、8項目抜粋)(単位:%)
調査実施先:株式会社GABA 英会話のGaba調べ