冷凍食品に関する調査(2)

  • 調査期間
  • 2012/10/27~2012/10/30
  • 調査対象
  • ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする月に1日以上冷凍食品を利用する20歳~59歳の女性 1,000名(20代~50代 各250名ずつ)
  • 調査方法
  • インターネット調査(モバイルリサーチ)

調査結果の概要

((1)より続く)全回答者に対し、冷凍食品をアレンジしているかどうか聞きました。「アレンジすることがある」は48.9%、「アレンジすることはない」は51.1%とそれぞれ約半数となりました。次に、どのような情報を利用してアレンジしているかみると、「オリジナルな発想・おもいつき」が最多で51.9%、次いで「レシピサイト」39.1%、「テレビ番組」36.6%が続きました。続いて、アレンジ内容を自由回答で聞いたところ、“中華丼の具であんかけやきそばにしたり、中華丼の具を春巻きの具として使う”、“焼おにぎりに鮭フレークとわさびを追加し、お茶をかけて、お茶漬けにする”、“ミックスベジタブルをマッシュして、ジャガイモのマッシュと混ぜてコロッケの形にしたものをバターで焼く”など様々なアレンジが行われていることがわかりました。冷凍食品の良い点については、「調理の手間がかからない」が87.7%と9割弱となり、「保存がきく」78.3%、「素早く調理できる」77.2%、「必要な分だけ利用できる」67.2%、「おいしい」43.2%が続きました。次に、冷凍食品についての改善内容を5項目提示し、改善して欲しいか聞いたところ、『そう思う(計)』割合は、《食の安全性を高めて欲しい》で92.8%となり、食の安全性にも関わってくる《原料原産地をわかりやすく記載して欲しい》は78.1%となりました。また、《パッケージ写真と中身のギャップを無くして欲しい》は74.1%、《内容量を多くして欲しい》は63.1%、《調理の時間や方法をわかりやすく記載して欲しい》は43.3%でした。冷凍食品にまつわる経験について、「あてはまる」(経験がある)割合が高かったのは、《パッケージの調理時間通りに加熱したが、冷たかったことがある》で85.3%と際立って高くなりました。冷凍食品にまつわる意識については、「あてはまる」割合が、《冷凍食品が世の中から消えたら、家事を放棄したくなる》では33.6%と同意を示したのは3人に1人の割合となりました。日頃料理をする時間があまりない層44.0%や未就学の子どもがいる層40.5%、小学生の子どもがいる層43.0%では全体に比べ「あてはまる」割合が高くなりました。冷凍食品の多用による食事作りの時短化によって、浮いた時間に今後費やしたいものを聞いたところ、最多は「睡眠や休息」で70.5%、次いで「ストレス発散」31.3%、「趣味を多彩にする」25.5%、「家族のサポート」18.7%、「知的好奇心を満たす」15.3%、「女子力アップ」12.8%が続きました。「女子力アップ」に時間を費やしたいとする割合は、若い世代ほど高く、20代では24.8%と4人に1人の割合でした。

調査結果

冷凍食品を利用する際、アレンジすることがある人の割合(単位:%)
冷凍食品を利用する際に、どのような情報を利用してアレンジしているか(複数回答形式、10項目抜粋、対象:冷凍食品を利用する際にアレンジすることがある人、全体 n=489)(単位:%)
冷凍食品を利用する際に行なうアレンジの内容(自由回答形式、対象:冷凍食品を利用する際にアレンジすることがある人)
アレンジ内容年齢未既婚
牛丼の具を卵でとじて、うどんにトッピングする。20歳~29歳未婚
マンゴーやブルーベリーに牛乳など加えてミキサーにかけてフローズンする。30歳~39歳既婚
一口カツを、めんつゆと玉ねぎの中に入れ、ときたまごをかけてカツ丼にする。30歳~39歳既婚
中華丼の具であんかけやきそばにしたり、 中華丼の具を春巻きの具として使う。30歳~39歳既婚
冷凍唐揚げを油で揚げ、合わせ酢に漬けて南蛮にする。30歳~39歳既婚
カレーピラフを使ってオムライスを作る。30歳~39歳未婚
中華丼の具を揚げ餃子にかける。粗く潰してから薄く延ばして揚げたご飯にかけておこげ風にする。40歳~49歳既婚
野菜炒めにエビチリを絡めて、最後にときたまごを入れる。40歳~49歳既婚
ピラフをリゾットにする。50歳~59歳既婚
炒飯をオムライスやドライカレーにする。50歳~59歳既婚
焼おにぎりに鮭フレークとわさびを追加し、お茶をかけて、お茶漬けにする。50歳~59歳既婚
ミックスベジタブルをマッシュして、ジャガイモのマッシュと混ぜてコロッケの形にしたものをバターで焼く。50歳~59歳未婚
冷凍食品のどのようなところが良い点だと思うか(複数回答形式、8項目抜粋、全体 n=1,000)(単位:%)
冷凍食品について、以下の内容を改善して欲しいと思うか(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
冷凍食品にまつわる経験や意識(単一回答形式、全体 n=1,000)(単位:%)
冷凍食品にまつわる意識
【冷凍食品が世の中から消えたら、家事を放棄したくなる】(単一回答形式、)(単位:%)
冷凍食品の多用による食事作りの「時短化」によって、今後時間を費やしたいこと(複数回答形式、10項目抜粋、全体 n=1,000)(単位:%)
冷凍食品の多用による食事作りの「時短化」によって、今後時間を費やしたいことを「女子力アップ」と回答した人の割合(単位:%)
調査実施先:株式会社マルハニチロホールディングス マルハニチロホールディングス調べ