コンビニで利用するカードに関するアンケート

調査結果の概要

インターネット調査会社の株式会社マーシュでは、一都三県の20～69歳の男女を対象に「コンビニで利用するカードに関するアンケート」を実施しました。最初に、普段持ち歩いている、銀行のキャッシュカード、コンビニエンスストアのカード、Suicaなど、いわゆる現金が引き出せたり決済機能の付いたカードの枚数をたずねたところ、全体の平均枚数は5.31枚となりました。年代別に見ると、50代が6.31枚と最も多く、次いで60代が5.56枚となり、年代の高い層が上位にならびました。続いて、全回答者に対し普段持ち歩くカードについてたずねると、「Suica」（50.5％）が最も多く、次いで「Tカード」（47.5％）、「PASMO」（35.6％）の順になりました。年代別に見ると、「Tカード」は20・30代、「nanacoカード」は40代、「Pontaカード」は50代の利用が目立ちます。また、全回答者のうち、「Tカード」「Pontaカード」「nanacoカード」を、持っているのに利用していない人が、それぞれ2割ほどいることもわかりました。コンビニエンスストアの利用のトップは、「セブン-イレブン」で85.2％、次いで「ファミリーマート」（81.2％）、「ローソン」（75.6％）と続き、上位3位が断トツの利用度を示しました。年代別では、20代には「ファミリーマート」（87.0％）、「ローソンストア100」（32.0％）、30代には「ミニストップ」（36.0％）の利用が目立ちます。コンビニエンスストアで使っているカードで貯まったポイント利用についてたずねました。その結果、「コンビニエンスストアでの買い物時に利用することが多い」との回答が60.4％と圧倒的に多くなり、2番目に多かった「コンビニエンスストア以外の提携先で利用することが多い」（16.6％）との間に、40ポイント以上の差がつきました。コンビニエンスストアでの買い物時に、レジでカード所有の有無を聞かれることについては、「提示するのを忘れてしまうので聞いて欲しい」が最も多く、40.8％となりました。コンビニエンスストアで利用できるカード機能として重視することについては、「現金決済機能（おサイフ機能）」と比べた場合は77.0％、「クレジット機能」と比べた場合は、87.8％が「ポイント収集機能」を重視していると回答しました。

調査結果