生活意識に関するアンケート調査（第49回）

調査結果の概要

日本銀行は、全国の満20歳以上の個人を対象に「生活意識に関するアンケート調査（第49回）」を実施した。その結果を2011年12月の前回（第48回）調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感については、「悪くなった」との回答が1.9ポイント減少したことから、景況感Ｄ.Ｉ.は改善した。先行き（1年後）については、「悪くなる」との回答が4.0ポイント減少し、「良くなる」との回答も1.5ポイント増加したことから、景況感Ｄ.Ｉ.は改善した。金利水準の見方は、「適当な水準である」との回答が2.7ポイント減少し、「金利が高すぎる」「金利が低すぎる」との回答が増加した。現在の暮らし向き（1年前対比）については、「ゆとりがなくなってきた」との回答が3.3ポイント減少したことから、暮らし向きＤ.Ｉ.は改善した。1年前と比べた収入の増減では、「減った」との回答が減少し、「変わらない」との回答が増加した。一方、支出の増減については、「増えた」との回答が減少した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇の不安については、「少し感じる」との回答が減少し、「かなり感じる」との回答が増加した。1年前と比べた現在の物価に対する実感は、『上がった（「かなり上がった」と「少し上がった」の合計）』との回答が増加し、『下がった（「かなり下がった」と「少し下がった」の合計）』との回答が減少した。現在と比べた1年後の物価については、『上がる（「かなり上がる」と「少し上がる」の合計）』との回答が増加し、『下がる（「かなり下がる」と「少し下がる」の合計』との回答が減少した。

調査結果