東北地方太平洋沖地震にともなう生活支援に関するチャリティー・アンケート(1)

  • 調査期間
  • 2011/03/16~2011/03/17
  • 調査対象
  • 全国のマクロミルモニタ会員 148,222人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

今回の震災をうけ、現在も日常生活が困難な地域に在住している人は、回答者のうち3,140人でした。地震発生以降に困っていること・不安に思っていることを尋ねたところ、「ガソリン・灯油が入手しにくい」が88.3%、「食料が入手しにくい」83.7%が上位に挙がりました。これに次いで「水道が断水している・安定していない」63.1%、「トイレットペーパーなどの日用品が入手しにくい」56.4%が続いており、生活に必要な物資の不足が窺えます。また、「治安や防犯上の不安がある」を挙げた人は18.4%となりました。身の周りで不足していて困っている商品は「乗用車のガソリン」81.4%がトップ。「食料品」73.1%、「灯油」57.4%、「飲料水」50.4%と続きます。日用生活品の不足にも不自由していますが、生活必要上の緊急性が高いものは、「ガソリン」「灯油」などの燃料とみることができます。災害に関するニュースや生活情報の入手方法について尋ねたところ、「テレビ」88.4%、「パソコンによるニュースサイト・関連HP」62.3%、「ラジオ」61.7%の順となっており、「インターネット」と同様に「ラジオ」もよく活用されていることがわかりました。「また、「ツイッターなどのSNS」と回答した人は17.4%でした。((2)に続く)。

調査結果

インターネット調査会社の(株)マクロミルは、全国のマクロミルモニタを対象に、東北地方太平洋沖地震にともなう生活支援に関するアンケートを実施しました。調査手法はインターネットリサーチ。調査は2011年3月16日(水)に開始し、3月22日(火)まで実施しますが、本レポートは3月17日(木)12:00時点での途中経過を集計したもので、有効回答数は148,222人です。なお、本アンケートでは、回答謝礼にあたる「20ポイント(20円相当)」をマクロミルが拠出し、日本赤十字社等の団体に寄付いたします。被災者の方々、並びにご家族・ご関係者の皆様に、心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
地震の発生以降の生活で困っていることや不安に思っていることを全てお知らせ下さい。
(震災を受け、現在も日常生活が困難な地域:n=3,140)(複数回答)(単位:%)
地震の発生以降に身の周りに不足している商品で、現在の生活上困っているものを全てお知らせ下さい。(震災を受け、現在も日常生活が困難な地域:n=3,140)(複数回答)(単位:%)
■地震発生以降、特に不足しているものは「ガソリン」「灯油」
特に福島以北の東北地方でその傾向が顕著になっており、自由記述回答を見ても、ガソリン不足のため遠方に移動することが困難である人が多数生じているようです。3月中旬とは言え東北地方は寒さが厳しい時期ですので、暖房器具に必要な灯油の不足も深刻な問題となっています。
地震の発生以降、災害に関するニュースや生活情報はどのような方法で入手していますか。
(震災を受け、現在も日常生活が困難な地域:n=3,140)(複数回答)(単位:%)
((2)に続く)
問合せ先:マクロミル広報室
Mail:press@macromill.com
調査実施先:株式会社マクロミル(マクロミル調べ)