親と暮らす30代~40代独身男女の「住まい」等に関する意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2011/02/04~2011/02/07
  • 調査対象
  • 1都3県在住で、親と同居している30代~40代独身サラリーマン・OL 600人(各300人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)親元を離れて暮らすことになった場合、親の近くに住みたいですか?という質問に対しては、「はい」54.3%と答えた人が全体の半数を超えました。特に女性は親の近くに住みたい人が多く、40代の女性では3分の2(66.3%)を占めています。また「いいえ」と答えた人は、最も多い30代の男性でも11.5%で、親との絆が強く感じられる結果となりました。もし、親元を離れて暮らすことになっても、将来的には親と同居しようと考えている人は28.2%で、同居を考えていない人(22.5%)を上回りました。特に40代の男性は、同居を考えていない人が12.6%と少なく、同居を考えている人を18.2ptも下回っています。ただ、「どちらでもない」と答えた人が56.6%もおり、同居した方がいいと思いつつも、決めかねている様子が窺えます。将来的に、親の介護が必要になった場合、介護するのは自分だと思いますか?という質問に対しては、「介護するのは自分」と思っている人は全体の73.3%を占め、特に40代の女性は84.4%と高い数値でした。親元を離れて暮らすことになっても「親の近くに住みたい」「将来的には親と同居したい」と考えたり、迷ったりしている人が多いのは、「介護をするのは自分」と思ってることが大きな要因なのではないでしょうか?親元を離れて暮らす場合、住みたい住居の形態で最も多いのは、「持ち家・新築一戸建て」31.3%、以下「賃貸・マンション」25.5%、「持ち家・新築マンション」20.8%と続き、この3形態で全体の8割弱を占めています。これを男女別に見ますと、男性のトップは「持ち家・新築一戸建て」37.7%、一方、女性は「持ち家・新築マンション」が32.7%で最多となっています。ただ、「持ち家・新築マンション」を希望しているのは主に40代の女性(40.0%)で、30代の女性は「持ち家・新築一戸建て」28.6%の方が多いという結果でした。なお、持ち家を希望している人は64.8%でした。親元を離れて暮らすことになった場合、賃貸物件を借りるとしたら、どんな間取りを希望しますか?という質問に対しては、男性は「2DK」か「2LDK」同23.9%、一方、女性は「1LDK」30.4%がダントツ。希望家賃は、平均「7.2万円」でした。

調査結果

((2)より続く)
親元を離れて暮らすことになった場合、親の近くに住みたいですか?
親元を離れて暮らすことになっても、将来的には、親との同居をお考えですか?
将来的に、親の介護が必要になった場合、介護するのは自分だと思いますか?
親元を離れて暮らすことになった場合、どんな住居に住みたいですか?
親元を離れて暮らすことになった場合、賃貸物件を借りるとしたら、どんな間取りを希望しますか?(n=209)
賃貸物件を借りるとしたら、家賃はいくらまで出せますか?(n=209)
調査実施先:アットホーム(株)