サラリーマン世帯の主婦500名に聞く2010年冬のボーナスと家計の実態調査

  • 調査期間
  • 2010/12/10~2010/12/14
  • 調査対象
  • 全国の20代~50代のサラリーマン世帯の主婦 500人(各年代125人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

同社では、サラリーマン世帯の主婦を対象に、「2010年冬のボーナスと家計の実態」をテーマとしたアンケートを実施しました。最初に、夫が受け取った冬のボーナスの手取り額を尋ねました。平均金額は(昨冬と同額の)「62.1万円」。「50~75万円未満」29.6%と「25~50万円未満」28.8%が約3割ずつと多く、「25万円未満」14.2%が続いています。ボーナスの使い道は、「預貯金」70.6%、「生活費の補填」43.6%、「ローンの支払い」32.2%がトップ3となり、『将来への備え』や『家計のやりくり』優先という状況が続く結果となりました。ボーナスの中から夫に渡した小遣いの額を尋ねたところ、渡した人の平均は「6.9万円」。主婦が臨時ボーナスをあげたいと思う人を尋ねました。票数ベースでは、3年連続「石川遼さん」がトップとなり、主婦からの厚い支持を集めています。2位以下は、「嵐」、「斉藤佑樹さん」となっています。2011年、節約しようと考えているものを挙げてもらったところ、圧倒的に多かったのが「食費」、次いで「外食費」でした。2011年は食関連の支出を抑えようと考えている主婦が多いようです。一方で、2010年より支出を増やしたいと考えているものは、「レジャー費や旅費」が最も多くなりました。倹約生活を意識している主婦が多い反面、レジャー・旅行を楽しみたいという願望が強くなっているのかもしれません。節約のために取り入れたい食材には、「もやし」「豆腐」「きのこ」などヘルシーで食べ応えがある食材がランクインし、食材をうまく活用して節約をしていこうとしているようです。サラリーマン世帯の主婦は、『夫に内緒の資産(へそくり)』をどのくらいの割合の人が持っているのでしょうか?『夫に内緒の資産』があるか?尋ねたところ、「ある」43.4%が4割を超す結果となりました。次に、『夫に内緒の資産』を持っている人にその金額を聞いたところ、「100万円未満」25.8%が最も多く、以下「100~200万円未満」20.7%、「300~400万円未満」15.2%と続いています。一方、「1,000万円以上」7.8%という人も見られ、資産額はかなり分散しています。資産保有者の平均は「308.3万円」でした。『夫に内緒の資産』を持つ目的を尋ねたところ、「老後の備え」、「何かあった時の備え」の回答が多く、ボーナスの使い道でも「預貯金」が突出するように、まだまだ不透明な先行きに対しての備えとして増やしていこうとする傾向が見られる結果となりました。

調査結果

2010冬のボーナス手取額(n=500)
※平均:62.1万円
この冬のボーナスの主な使い道(n=500)(複数回答)
ボーナスから夫に渡した小遣い(n=500)
※平均:6.9万円
2010 後半臨時ボーナスをあげたいと思う人(n=500)(※敬称略)
順位票数
1石川遼55
241
3斉藤佑樹24
4渡部陽一22
5福山雅治17
6浅田真央16
7イチロー14
8AKB4812
高橋大輔
10村上佳菜子11
自分6
2011年、節約しようと考えているもの/支出を増やそうと考えているもの(上位5位) (単位:件)
節約しようと考えているもの支出を増やそうと考えているもの
1食費229レジャー費や旅費121
2外食費60家電62
3服飾費45教育費46
4光熱費41住宅関連34
5交際費40子供にかけるお金15
節約のために取り入れたい食材(上位5位) (単位:件)
1もやし233
2豆腐80
3きのこ43
4鶏肉37
5おから19
“夫に内緒の資産(へそくり)”の有無
“夫に内緒の資産(へそくり)”がある人の平均金額(n=217)
※平均:308.3万円
“夫に内緒の資産(へそくり)”を持つ理由(上位5位) (単位:件)
1老後の備え62
2何かあった時の備え51
3趣味や旅行など、自分のために使う27
4子供のため(教育費、結婚資金など)23
5家や車の購入資金9
離婚時の備え
調査実施先:損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険(株)