生活意識に関するアンケート調査(第43回)

  • 調査期間
  • 2010/08/11~2010/09/06
  • 調査対象
  • 全国の満20歳以上の男女 4,000人(有効回答者数 2,222人)<有効回答率 55.6%>
  • 調査方法
  • 郵送調査法

調査結果の概要

日本銀行は全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第43回)」を実施した。その結果を3月の前回(第42回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「悪くなった」が不変であったものの、「良くなった」が0.9ポイント減少。また、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」が5.8ポイント減少し、「悪くなる」が7.7ポイント増加した事から、景況感は前回調査より悪化した。金利水準についての見方は「金利が低すぎる」との回答が前回調査の51.4%から50.6%に0.8ポイント減少した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が1.1ポイント増加し、「ゆとりがなくなってきた」は0.1ポイント減少している。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が1.0ポイント増加、「減った」が0.5ポイント減少している。また、支出の増減については、「増えた」が1.7ポイント増加し、「減った」が1.5ポイント減少した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が1.3ポイント増加、「かなり感じる」は0.2ポイント増加している。「少し感じる」は1.5ポイント減少した。統計の利用状況について尋ねたところ、外国為替相場、株価、GDP、短観、消費者物価、失業率といった様々な統計に関する報道について『見たことがある』(「よく見る」と「見たことがある」の合計)との回答は7割台後半(78.4%)となった。『見たことがある』と回答した人のうち、こうした統計が実際の仕事や生活において『役立っている』(「とても役立っている」と「やや役立っている」の合計)との回答は2割台前半(23.0%)となった一方、『役立っていない』(「役立っていない」と「あまり役立っていない」の合計)との回答は3割台半ば(35.9%)となった。

調査結果

本調査を要約・編集するにあたり、「日本銀行」の著作物をもとに、当社の責任において変更を加え、転載した。尚、最近のアンケート調査環境の変化を踏まえ、第27回調査から郵送方式による調査に切り替えている。
1年前と比べた現在の景況感
現在と比べた1年後の景況感
金利水準についての見方
現在の暮らし向き
1年前と比べた現在の収入
1年前と比べた現在の支出
1年後を見た勤め先での雇用・処遇についての不安(勤労者)
統計に関する報道の認知度
統計に対する評価
調査実施先:日本銀行