あなたも予備軍!?『モンスターペアレント』 |
|
|
調査結果の概要
『モンスターペアレント』『モンスターペイシェント』自己中心的で理不尽な要求を繰り返す人たちって、何だか最近増えていないでしょうか?主婦たちのまわりには『困ったちゃん』がたくさん!どんなモンスターがいるの?どうして増えてるの?徹底解剖してみました!最初に『モンスターペアレント』という言葉とその意味を知っていますか?と尋ねたところ、94.3%の人が「知っている」と回答、かなりの認知度がありました。米倉涼子さん主演の「モンスターペアレント」というドラマ(フジテレビ系列)が2008年7月に放映されたことも大きく影響しているのではないかと思われます。『モンスター』と感じるクレームや無理な要求をしている人が身近にいるか、見たことがありますか?と尋ねてみました。すると、「ある」と答えた人は32.6%でした。また、それが誰に対してのクレームだったのか?を尋ねました。多かったのはやはり教育現場で、1位の「教師・保育士」30.2%と5位の「校長・園長」6.0%を合わせると4割近くを占めます。2番目に多かったのは「販売者」19.5%に対してでした。具体的なクレームとしては、「学校・先生・保育士・役員へ文句・暴言」24.8%が最も多く、次いで「お習い事先・学校内の事が思った通りにならない」15.4%、「自分(自分の子供)だけ早くして欲しい・特別扱いして欲しい・正当だ」12.1%の順となりました。『モンスターペイシェント』という言葉を知っていますか?との質問に、「知っている」50.3%、「聞いたことがある」17.7%と答えた人は68.0%でした。昨今の医療ドラマでは必ずといっていいほど『モンスターペイシェント』が登場。その言葉(ペイシェント=患者)の紹介とともに医療現場の問題提起の役割を果たしており、すでに周知されてきていると言えるでしょう。『モンスター』は、モンスターペアレントと呼ばれる親だけでなく、子どもたち、大学生、あるいは、社会人にまで増えていると思いますか?と尋ねてみたところ、なんと72.0%の回答者が「増えている」と答えています。何故そう思いますか?の質問には、「自己主張を通した方が得だと考えるから」31.7%が最も多くなっています。