小・中学生を対象に「エコ」についてアンケート調査

調査結果の概要

全国の小・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し、エコについてアンケート調査を実施しました。『エコ』や『エコロジー』という言葉を聞いたことは？と尋ねました。99.0％が「ある」と回答。2009年、2008年、2007年の調査結果と比較すると、年々「ある」の回答が微増していることがわかりました。『エコ』や『エコロジー』という言葉を「聞いたことがある」と回答した子どもに、エコ（環境問題）について学んだことがあるか？と尋ねたところ、「学校の授業で学んだ」73.0％と「テレビやニュースなどで知った」71.2％がかなり多く、次いで「学校の体験学習で学んだ」35.2％が続きました。学年別で見ると、学年が上がるにつれ「学校の授業で学んだ」や「テレビやニュースなどで知った」の回答が増加しています。『エコ』と聞いて思いつくイメージを尋ねました。最も多かったのは、「リサイクル」91.6％でした。学年別で見ると、「省エネ」や「環境保護」において概ね学年が上がるにつれ回答に増加傾向が見られました。実際にやっているエコの１位は「買い物袋を持参している」62.4％、以下「牛乳パックをリサイクル回収している」56.0％、「ペットボトルをリサイクル回収している」54.2％と続きました。性別で見ると、「買い物袋を持参している」では、男の子よりも女の子の回答が多くなっていました。また、2009年の調査結果と比較して見ると、「節水している」、「冷暖房の温度設定に気をつけている」、「コンセントをマメに抜いている」において、昨年に比べ回答が微増していました。もっと皆が取り組んでいけばいいなと思うエコ活動の１位は「木の苗を植えたりして緑を増やす『植林』」69.5％、以下「ペットボトル、牛乳パック、発泡トレーなどのリサイクル回収」65.2％、「街や川、海などのゴミを拾ってきれいにする」64.0％と続きました。学年別で見ると、ほとんどの項目において小学校高学年の回答が他の学年に比べ多くなっていました。思いつくエコ製品について尋ねました。１位は「エコバッグ」75.3％、以下「再生紙」69.9％、「エアコン」67.3％と続きました。性別で見ると、「リサイクル衣類」では男の子よりも女の子の回答が多くなりました。さらに2009年の調査結果と比較して見ると、全ての項目において昨年よりも回答が増えていました。『エコポイント』について知っていますか？と尋ねると、82.8％が「はい」と回答、認知率が８割以上に達したことがわかりました。性別では大きな差異は見られませんでしたが、学年別で見ると、認知率は小学校中学年で７割以上、小学校高学年で９割近く、中学生で８割以上と、小学校高学年で最も多くなりました。『エコポイント』について「知っている」と回答した子どもに、『エコポイント』を気にして買い物をする予定があるか？尋ねたところ、「エコポイントが付く商品を買った」が44.7％、「エコポイントが付く商品を買う予定がある」が13.6％、「買う予定はない」が41.7％という結果になり、６割近くの子どもが、「自分の家で『エコポイント』が付く商品の購入経験がある（購入予定がある）」と回答したことがわかりました。学年別で見ると、小学校中学年の半数以上が「エコポイントが付く商品を買った」と回答しました。

調査結果