生活意識に関するアンケート調査(第42回) |
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調査結果の概要
日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第42回)」を実施した。その結果を3月の前回(第41回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「良くなった」が4.2ポイント増加、「悪くなった」が16.6ポイント減少。一方、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」が2.5ポイント増加し、「悪くなる」が4.2ポイント減少した事から、景況感は前回調査より改善した。金利水準についての見方は「金利が低すぎる」との回答が前回調査の50.1%から51.4%に1.3ポイント増加した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が0.2ポイント減少し、「ゆとりがなくなってきた」は5.1ポイント減少している。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が0.7ポイント増加、「減った」が5.6ポイント減っている。また、支出の増減については、「増えた」が0.1ポイント増加し、「減った」が2.2ポイント減少した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が1.6ポイント減少、「かなり感じる」は2.2ポイント減少している。「少し感じる」は3.7ポイント増加した。日本銀行に対する関心や認知度等について尋ね、昨年12月の前々回(第40回)調査の数値と比較すると、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」については、前々回調査の22.7%から21.5%と1.2ポイント減少。「日本銀行は私たちの生活に関係がある」についても前々会調査の69.8%から69.5%と0.3ポイント減少している。「日本銀行を信頼している」との回答は前々回調査より0.2ポイント増加、「信頼していない」との回答は0.2ポイント増加している。