お肉を使った料理に関するアンケート調査

  • 調査期間
  • 2010/05/13~2010/05/14
  • 調査対象
  • 首都圏及び関西圏に居住する20歳~59歳の主婦 512人(各世代128人)
  • 調査方法
  • WEB調査

調査結果の概要

(株)ミツカングループ本社では、夏バテが気になる季節を前に、子どもを持つ20代から50代の主婦を対象に、一般家庭におけるお肉を使った料理の意識・実態を調査しました。その結果、そこには「お肉」と「お酢」の意外な関係が見えてきました。まず、「肉」と「魚」、よく食べるのはどちらか?を尋ねたところ、「肉」15.2%、「どちらかというと肉」57.3%と答えた人が、「魚」2.1%、「どちらかというと魚」13.7%と答えた人の合計を大きく上回り、全体の7割以上(72.5%)になりました。年代別では、30代主婦が最も多く、約4人に3人(78.9%)が『肉派』でした。肉料理と聞いてイメージする季節は「夏」70.5%が圧倒的に多く、特に30代主婦は、全体より6.0pt高い76.5%という結果となりました。また、夏に食べたいスタミナのつきそうな食べ物について尋ねたところ、全体では1位「うなぎ」71.9%、2位「焼き肉」63.1%でした。夏はスタミナが必要な季節。スタミナがつく肉料理は家族にも食べさせたいメニューと言えるでしょう。年代別で見ると、20代主婦の1位は「焼き肉」69.5%で、50代主婦(54.7%)と比べると14.8pt高く、若い主婦層ほど、「焼き肉」が夏に好んで食べられている様子が窺えます。夏バテ対策として、『お肉を使った料理』に使いたいと思う調味料について尋ねてみたところ、「お酢」66.2%と「ぽん酢」65.6%が高い支持を得ました。多くの主婦は、「お酢」や「ぽん酢」のさっぱりとした味付けに加え、お酢が食欲増進や疲労回復に役立ち、夏バテが気になる季節に摂りたいと実感しているようです。賢い主婦は、日々の細かいところで健康への配慮をしているのかもしれません。『肉』をよく食べる主婦と、『魚』をよく食べる主婦では、『夏バテ対策にお酢を使いたい』という意識に違いはあるのでしょうか?『肉派』と『魚派』それぞれに、お肉を使った料理に、夏バテ対策としてお酢を使いたいか?と尋ねたところ、『肉』をよく食べると回答した主婦の28.2%が「とてもそう思う」と回答し、『魚』をよく食べると回答した主婦の18.2%より10pt高い結果となりました。『肉』をよく食べる主婦ほど、『夏バテ対策にお酢』をより強く支持している様子が窺えます。

調査結果

あなたがよく食べるのは「肉」か「魚」のどちらか(SA) (単位:%)
肉料理と聞いてイメージする季節は?(SA) (単位:%)
夏に食べたいスタミナ料理(MA) (単位:%)
“お肉を使った料理”に夏バテ対策として使いたい調味料だと思うか?(n=512)(SA) (単位:%)
お肉を使った料理に、夏バテ対策として“お酢をとても使いたい” と思うか?(n=512)(SA)
<「とてもそう思う」の割合:肉派・魚派別> (単位:%)
実際に主婦の方が作っている「夏の肉メニュー」を紹介します。
【20代・関西圏】「手羽先のさっぱり煮」お酢、醤油、砂糖、みりん、にんにく、しょうがを入れて火にかけ、沸騰してきたら手羽先を入れて煮る。
【20代・首都圏】「鶏肉のさっぱり焼き」お酢と醤油、砂糖で蒸し焼きにする。お皿にキャベツを敷く。
【50代・関西圏】焼き肉を大根おろしとぽん酢で食べる
【40代・首都圏】とんかつに大根おろしをのせて、ぽん酢をかけて食べる。
【30代・首都圏】ステーキに塩コショウして、おろしぽん酢で食べる。
【40代・首都圏】前日から仕込み、圧力鍋で作った「塩豚角煮」をカラシやぽん酢で食べる。
  お肉をお酢で煮たり、焼いたり、汎用性の高いぽん酢を上手に使ったりと、工夫を重ねる主婦によって、お酢を使った肉料理が家庭に根付いている様子が窺えました。
調査実施先:(株)ミツカングループ本社