小学校4年生~6年生に聞く『放課後(アフター3)の過ごし方』と能力の自己評価~放課後の過ごし方(3) |
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調査結果の概要
(先月より引き続き)総合学習(『ゆとり教育』)の時間にやってみたいと思うことは、「運動・スポーツ」55.7%が抜きん出て多く、「パソコン」38.3%、「動物の世話」34.3%など、普段の授業でできない様々なことが挙げられています。塾や習い事は何をしているのか?見ますと、「スポーツ教室」49.3%が半数を占め、「学習塾」31.3%、「音楽教室」18.3%が続いています。何らかの塾や習い事を行っている人に平日(学校に行く日)の塾や習い事が始まる時間を尋ねました。最も多かったのは、「17時~17時30分」26.2%でした。一方、終わる時間では、「18時30分~19時」20.2%が最も多くなっていますが、「20時~21時」10.9%や「21時以降」11.3%と遅い時間も各々1割ほどおり、塾や習い事で忙しい現代っ子の事情が見えてきます。平日の塾や習い事から帰宅した後、何をすることが多いか?を見ると、「食事」71.4%や「TVをみる」66.5%、「学校の宿題をする」60.9%などが多く、帰った後は、食事をしたり、しなければならない宿題をしたり、テレビを見て少々くつろぐ程度で、あまりいろいろなことをする時間がない子どもが多いことが窺えます。将来、どのような人になりたいと思うか?選んでもらったところ、3人に1人が「スポーツで活躍する人」34.0%と「お金に恵まれた人」33.7%を挙げています。スポーツはともかく、お金を重視している子どもが多いのは、長い不況が続く昨今の事情を反映しているのでしょうか?((4)に続く)。