生活意識に関するアンケート調査(第40回) |
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調査結果の概要
日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第40回)」を実施した。その結果を9月の前回(第39回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「良くなった」が僅かに減少、「悪くなった」が5.5ポイント減少。一方、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」が6.3ポイント減少し、「悪くなる」が11.1ポイント増加した事から、景況感は前回調査よりかなり悪化した。金利水準についての見方は「金利水準が低すぎる」との回答が前回調査の50.0%から48.8%に1.2ポイント減少した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が0.5ポイント増加し、「ゆとりがなくなってきた」は2.1ポイント減少している。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が0.1ポイント減少、「減った」が1.7ポイント減っている。また、支出の増減については、「増えた」が0.5ポイント減少し、「減った」が1.5ポイント増加した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が0.3ポイント増加、「かなり感じる」は0.4ポイント増加している。「少し感じる」は0.6ポイント減少した。日本銀行に対する関心や認知度等について尋ね、6月の前々回(第38回)調査の数値と比較すると、「日本銀行の活動に日頃から関心がある」については、前々回調査の21.2%から22.7%に増加。「日本銀行は私たちの生活に関係がある」についても前々会調査の69.2%から69.8%と0.6ポイント増加している。「日本銀行を信頼している」との回答は前々回調査より3.0ポイント増加、「信頼していない」との回答は0.9ポイント減少している。