水道水に関するアンケート |
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調査結果の概要
普段何気なく使っている水道の水。水道水の味や安全性について、人々はどのように感じているのか?インターワイヤード(株)が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEで意識調査を行なった。まず、自宅で利用している水を尋ねたところ、「水道水」が最も多く、94.1%と殆どの人が利用している事がわかった。水の『味』と、『安全面・衛生面』へのこだわり度を尋ねると、『味』へのこだわりがある人は42.9%、『安全・衛生』へのこだわりがある人は64.8%と、『味』よりも『安全・衛生』にこだわりを持つ人の方が多い。水のおいしさ・安全・価格について重視する順番は?1位(最も重視している)の回答を見ると、「おいしさ」19.6%、「価格」17.2%に対し、「安全性・衛生面」は63.2%と、6割以上の人が「おいしさ」よりも「安全・衛生」を重視している事がわかった。2位については「おいしさ」が最も多く43.4%。3位は「価格」が最も多く53.2%となっており、『安全・衛生→味→価格』の順で重視している人が多いことが窺える。自宅で水道の水を飲む際に、浄水器やミネラルウォーターなどを使用せずに、『そのまま』飲む割合はどれぐらいなのか?「100%(そのままでしか飲まない)」18.8%という人は2割弱で、8割以上の人が浄水器やミネラルウォーターなどを利用・併用している事がわかった。そのまま飲まない理由については、「おいしくないから」49.5%が最も多く、『味』を理由に水道水をそのまま飲まない人が多いという結果であった。その水道水の『味』についてどのように感じているかを尋ねた。「おいしい(「まあおいしい」23.0%含む)」と回答した人は29.3%。「おいしくない(「あまりおいしくない」21.2%含む)」という人は32.9%となっている。また『安全性』については、「(かなり+まあ)安全」と感じている人は55.0%と半数を超えた。『味』の29.3%に比べると、『安全性』は評価されている事が窺える。水道水を不安に感じる要素は、「カルキ・サビなどの不純物」76.6%、「塩素」64.6%、「細菌・雑菌」53.9%が上位に挙げられた。水道水の『味『』安全性『がより良くなった際に、水道水をそのまま飲む機会が増えそうかどうか?と尋ねたところ、「増えると思う(「やや増えると思う」30.7%含む)」と回答した人は50.9%となっており、半数が、品質がより良くなれば飲む機会が増えると回答した。