小学校4年生~6年生に聞く子どものお金管理と『数感覚』~お金の管理 |
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調査結果の概要
首都圏の小学校に通う4年生から6年生の子どもにお金の管理について聞いた。お年玉などでもらったまとまったお金をどのように使いたいか?尋ねたところ、「預金する」61.3%と「ほしいものを買う」61.0%が断然多かった。預金の有無について聞いた。「預金している」85.7%小学生は8割を超え、やや女子(88.7%)の方が男子(82.7%)より数値が高めだった。預金を始めたきっかけの第1位は「母親から勧められて」64.6%、これに「自分から進んで」37.0%、「父親から勧められて」14.8%が続く。預金をしている理由では、「将来のため」59.1%が最も多く、「預けておかないと使ったりなくなったりするから」42.8%、「ほしいものを買う」40.5%の順となっている。ふだんのお小遣いや買ってもらうもの以外に欲しいものがある時はどうしているのか?聞くと、「誕生日やクリスマスまで待つ」56.0%が最も多くなっている。しかし、「両親に買ってもらう」53.3%もほぼ同じ割合で続いており、ほしいものにより、親が対処の仕方を振り分けていることがうかがえる。友達にお金を「貸すことがある」という小学生は14.7%と、7人に1人の割合となっている。上の学年に上がるほど、「ある」の割合が高くなるものの、いずれも8割は「ない」と回答している。つぎに友達からお金を借りることはあるか?尋ねたところ、「ある」という小学生は14.0%と、先の『お金を貸すこと』と同程度だった。女子は「ある」割合が16.7%と、男子(11.3%)より高めだったが、いずれも2割未満。学年別では、『貸すこと』と同様に、上の学年ほど「ある」割合が高くなっている。
調査結果
- まとまったお金をどのように使いたいですか?(n=300) (単位:%)
- まとまったお金で買いたいもの(上記設問で「ほしいものを買う」と回答した小学生)(自由回答)(参考データ) (単位:件)
順位 全体 男子 女子 1 ゲーム機、ゲームソフト 102 72 30 2 文房具 35 5 30 3 トレーディングカード 23 22 1 4 コミック、雑誌 21 8 13 本 21 12 9 6 洋服、かばん、アクセサリー 18 0 18 7 おかし 16 7 9 8 キャラクターグッズ・ファンシーグッズなど小物 13 0 13 9 CD・DVD 11 2 9 10 スポーツ用品 8 7 1 おもちゃ 8 6 2 その他 22 7 15 - 預金をしていますか?(n=300) (単位:%)
- 預金を始めたきっかけは何ですか?(最初の設問に「預金している」と回答した小学生:n=257) (単位:%)