小学校4年生~6年生に聞く子どものお金管理と『数感覚』~お小遣いの実態

  • 調査期間
  • 2009/02/04~2009/02/17
  • 調査対象
  • 首都圏の小学校に通う4年生~6年生 300人(男女各150人)
  • 調査方法
  • 自記式留置法、面接法

調査結果の概要

首都圏の小学校に通う4年生から6年生の子どもを対象に、お小遣いについて尋ねた。ごほうびとしてお金をもらうことがあるのは、「手伝いをした時」41.7%が最も多く、以下「テストでよい点をとった時」15.7%、「良いことをした時」11.0%が続いた。お小遣いのもらい方を見ると、「月ごとに決めてもらっている」52.0%子どもが半数以上。女子は、「月ごとに~」が男子より多く、男子は、「決めてもらっていない」が女子より多かった。お小遣いのもらい方は、「小学校4年生」39.6%から決めてもらっている子どもが最も多く、およそ4割に及ぶ。決めてもらっているお小遣い以外に、お金をもらうのは?「文房具など必要なものがある時」64.0%がトップ、これに「ほしいものがある時」46.3%、「友達などと出かける時」44.3%が続いている。お小遣いや親からもらったお金の使いみちを聞くと、「おかし・パン・ファストフードなど食べ物・飲み物」55.7%、「コミック、雑誌」50.0%、「文房具」48.3%がトップ3。普段のお小遣い以外に、お金をもらうのは、「お年玉」99.7%が圧倒的に多く、「おじいさん、おばあさんや親戚の人に会った時」68.0%もおよそ7割に達している。お年玉など、もらったまとまったお金を管理している人は、「母親」71.7%が最も多く、次いで「自分自身」47.3%。性別で見ると、目だった差は見られなかったが、学年別で見ると、下の学年ほど、「母親」の割合が高く、反対に、上の学年ほど、「自分自身」の割合が高くなっている。

調査結果

ごほうびとしてお金をもらうことがあるのはどんな時ですか?(n=300) (単位:%)
月ごと、あるいは週ごとに決めてお小遣いをもらっていますか?(n=300) (単位:%)
☆1ヶ月のお小遣い額(月換算)(お小遣いを「決めてもらっている」小学生:n=169) (単位:円)
全体男子女子4年生5年生6年生
平均9139318987138731,073
【参考データ】
いつから決めてもらっていますか?(お小遣いを「決めてもらっている小学生:n=169) (単位:%)
決めてもらっているお小遣い以外に、どんな時にお金をもらっていますか?(n=300) (単位:%)
☆決めてもらっているお小遣い以外に、1ヶ月にもらう金額(決まったお小遣い以外に「お金をもらうことがある」小学生:n=269) (単位:円)
全体男子女子4年生5年生6年生
平均8257728795688661,051
【参考データ】
お小遣いや親からもらったお金は何に使っていますか?(n=300) (単位:%)
普段のお小遣い以外に、お金をもらうのはどんな時ですか?(n=300) (単位:%)
☆この1年間に、お年玉など祖父母・親戚の人などから、お小遣い以外でもらったお金の合計(n=300) (単位:円)
全体男子女子4年生5年生6年生
平均29,34328,12330,65827,36626,96134,014
【参考データ】
もらったまとまったお金を管理している人は誰ですか?(n=300) (単位:%)
全体男子女子4年生5年生6年生
母親71.768.774.782.070.063.0
自分自身47.346.748.035.052.055.0
父親  4.0  3.3  4.7  6.0  4.0  2.0
その他  0.3  0.7  1.0
調査実施先:(社)全国珠算教育連盟