携帯電話の水害事故についての調査レポート

調査結果の概要

(株)ネットマイルでは携帯電話の水害事故（『水』が原因の事故）について、アンケート調査を実施した。その結果、携帯電話を使用していて経験したことのある出来事では、「トイレに落としそうになった」38.5％が最も多く、男女別で見ると、「家事など水仕事の最中に濡れた手で触った」では男性18.8％、女性41.7％と男性に比べ女性が高く、一方「汗ばんだ手で操作した」では男性33.3％、女性23.5％と女性より男性が高かった。これまでに水害事故で、携帯電話をダメにした経験の有無を問うと、「ある（１回）」が17.0％、「ある（２回）」が2.5％、「ある（３回以上）」が0.6％、「ない」が79.9％。 『携帯電話の水害事故経験あり』は２割に達した。携帯電話をダメにした水害事故の原因は、「トイレに落とした」が圧倒的に多く40.7％。これを男女別で見ると、男性32.7％、女性46.4％と男性に比べ女性が高かった。携帯電話の水害事故によって、一番困ったことでは「データが消えた」が34.4％と最も高かった。現在使用している携帯電話・ＰＨＳには防水機能が備わっているか? 問うたところ、「防水機能が備わっている」は7.6％、「防水機能は備わっていない」63.5％、「防水機能が備わっているかどうかわからない」25.8％、「防水機能が備わった携帯電話･ＰＨＳがあること自体知らない」3.1％と、防水携帯の所有率は１割にも満たないという結果であった。防水携帯（防水機能が備わった携帯電話）を購入した理由で最も多かったのは、「念のため防水がよい」45.1％。これを男女別で見ると、男性50.0％、女性40.8％と女性よりも男性が高かった。防水携帯について抱いているイメージを尋ねると、ポジティブなイメージでは、「いざ、という時の安心感がある」47.8％、一方、ネガティブなイメージでは、「どの程度の耐水性があるか疑問」35.7％が各々１位となった。携帯電話の防水機能に対する必要性を聞くと、実に７割近くの人が携帯電話の防水機能の必要性を感じていることがわかった。

調査結果