夫の家事分担に関するアンケート

  • 調査期間
  • 2007/05
  • 調査対象
  • 全国の20代~50代の実施先WEB会員女性 501人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

今どき主婦は「家事をする男性はステキ!」「やさしい」と思うもの。テレビを見ても男性タレントが台所に入り腕をふるう。掃除をさせたらピカイチという場面を見るようになった。いまや、家庭円満の秘訣ともいえそうな、夫の家事分担。そのアンケート結果を見ると、パートナーを思いやって、家事分担をする男性が全体の約6割と、過半数以上の結果になった。共働き(64.7%)であっても、専業主婦(59.8%)の家庭であっても大差はなかった。夫が家事を始めたきっかけとしては、「結婚当初から」が最も多く、最初が肝心?という実情が明らかとなった。次いで「妻の妊娠/出産」が続き、結婚・妊娠・出産という人生の大イベントが、夫の家事デビューのきっかけとなるようだ。夫が家事をする家庭において、夫が担当する家事トップ3は「ゴミ出し」63.4%、「お風呂掃除」57.0%、「食器洗い」51.1%で、さらに、夫に任せて大正解の家事では、チカラや身長を必要とする「掃除」42.6%や「庭の手入れ、日曜大工、修繕等」6.2%などが上位に挙げられている。夫に家事をさせる殺し文句は、「褒める言葉」14.4%と「感謝の言葉」8.7%が多いようだ。『さすが!』『あなたの方が上手!』と、ホメてその気にさせて、家事をしてくれたら大げさに『ありがとう!』『助かる!』と発する言葉こそが、夫をその気にさせる魔法の言葉のようである。家事をしていそうだと思う男性芸能人/有名人を挙げてもらうと、トップは「薬丸裕英さん」。次いで「保阪尚希さん」「木村拓哉さん」という順になった。『主夫』という言葉のイメージを問うと、『主夫』に賛成という論調の意見が全体の47.9%で、反対意見を上回ったものの、反対意見は、やはり「男である夫が外で働いて稼ぐのが自然な形である」という考えや、「女性の方が家事に向いている」「『主夫』というイメージが『働かない夫』である」といった観念的な意見も多く、さらに、「『主夫』という形が世間に存在する事は賛成だけれども、自分の夫がそうなる事には抵抗がある」「我が家では難しい」という、総論賛成・各論反対的な意見や、世間体の悪さや女性が働く環境の未整備、子育ての面での問題などから「実際は難しい」という意見も見られた。

調査結果

あなたの家では、夫は家事(炊事・洗濯・掃除)をしますか?(全体)
夫が家事を始めたきっかけ(上記設問で「します」と回答した女性) (単位:人)
1結婚当初から158
2妻の妊娠/出産49
3いつの間にか38
4“手伝って”とお願いしてから27
5共働きを始めてから17
夫が担当する家事は何ですか?(同上)
“私よりダーリンに任せて大正解!”という家事があれば教えてください(n=289)
“夫がこれで家事を始めました!”というような、夫が家事を始めるきっかけとなった<殺し文句>はありますか?(n=264)
家事をしていそうだと思う男性芸能人/有名人は誰ですか?理由も教えて下さい
名前理由
1薬丸 裕英94・テレビのトークから家でもやっているんだろうなーと思う
・お子さんがたくさんいるし夫婦仲がよさそう
2保阪 尚希38・家事全般は全てやっていると言っていた
・結婚していたときは奥さんのお弁当を作っていると聞いた
3木村 拓哉24・家族のためにやってくれそう/なんでもサラリとこなしそう
4タモリ22・ネタや知識のために家事を掘り下げて試行錯誤していそう
5梅宮 辰夫19・あまりに有名過ぎるくらい
“主夫”という言葉にどのようなイメージがありますか?(n=501)
調査実施先:(株)キャリア・マム