教育費負担の実態(勤務者世帯)(2) |
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調査結果の概要
(1より続く)自宅外通学者のいる世帯(「1人」30.9%、「2人」7.4%、「3人以上」0.5%)は、全体の38.7%を占めており、自宅外通学者が『1人』いる世帯の仕送り額は「100万円以上125万円未満」27.6%と「50万円以上75万円未満」24.8%という層が多く、年間平均で96.0万円(月額8.0万円)となっている。自宅外通学を始めるための費用(アパートの敷金や家財道具の購入費など)は、入学者1人当たり平均48.6万円となっている。入学費用と自宅外通学を始めるための費用の合計は、入学者1人当たり平均138.7万円となっている。分布を見ると、「100万円未満」34.1%が最も多く、以下「100万円以上150万円未満」27.0%、「150万円以上200万円未満」21.9%と続いている。教育費の捻出方法については、「教育費以外の支出を削っている」が61.4%と最も多く、以下「奨学金を受けている」49.3%、「子供(在学者本人)がアルバイトをしている」42.1%と続く。節約している支出としては、「旅行・レジャー費」が62.1%と最も多く、以下「食費(外食費を除く)」48.8%、「衣類の購入費」46.0%の順となっている。
調査結果
調査実施先:(株)日本政策金融公庫 国民生活事業本部 個人融資部