小・中学生の「塾」についてのアンケート調査

調査結果の概要

バンダイネットワークス(株)と(株)ネットマイルは、共同で展開している小中学生を対象としたネットリサーチサービス『キッズリサーチ』において、塾についてのアンケート調査を実施した。その結果、塾に通ったり（30.6％）、通信講座で勉強している（34.1％）子供は各々３割いる事がわかった。男女別で見ると、男の子より女の子のほうが高い傾向にあり、学年が上がるにつれ、受験を意識するためか、塾や通信講座で勉強している子供は多くなる。塾に通っていて一番嬉しい事は「成績が上がる事」64.2％がトップで、「学校以外で友達に会える事」39.9％、「塾の先生が面白い」28.5％が続く。塾で学習している教科では「算数・数学」82.4％が最も多く、以下「国語」61.9％、「英語」51.6％の順となった。男女別に見ると、「算数・数学」は女の子81.7％より男の子91.3％の割合が高く、「算数・数学」「英語」「理科」「社会」は概ね学年が上がるにつれて学習する子供が増える。「英会話」については小学校中学年27.5％が最も高くなっている。一方、通信講座で学習している教科では「算数・数学」「国語」「理科」「社会」などでいずれも９割の子供が学んでおり、「英語」は66.4％となっている。「英語」を除いた４教科（「算数・数学」「国語」「理科」「社会」）では男の子より女の子の割合が多い。１週間のうち、塾／通信講座で勉強するのは何時間？多い順に塾では「２時間」24.8％、「１時間」22.6％、「３時間」21.7％と、「１～３時間」の層は70.1％となった。通信講座での勉強時間は「１時間」49.2％が最も多く半数を占め、以下「２時間」20.6％、「３時間」10.5％という順になった。塾や通信講座以外で習いたい事を尋ねると、「ピアノ」34.4％や「ダンス」31.0％など音楽に関連するものが上位に。比較的身体を動かす「ダンス」や「スケート」などは小学校低学年に多く、（小学校低学年で少なかった）「ピアノ」や「歌」は中学生に多かった。

調査結果